価格が反転する可能性のある水準を表示するMT5インジケーター「tirone_levels_x5」
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値動きが反転しそうな水準を分析できるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「tirone_levels_x5」は、サポートラインやレジスタンスラインを表示するインジケーターで、次のような方に向いています。
逆張り系の手法を使用している方
値動きが反転しそうな水準を分析したい方
上記のような方のためにこの記事では、「tirone_levels_x5」について解説します。
tirone_levels_x5の概要
「tirone_levels_x5」は、John Tironeによって考案されたTirone Levelsをベースにしたインジケーターです。
インジケーターを起動すると、チャート上に5本のラインが表示されます。
黄色のラインは中間水準を示しており、黄色のラインより上に表示されているラインは、レジスタンスラインです。
反対に、黄色のラインよりも下に表示されているラインは、サポートラインです。
それぞれのラインは、次のような方法で算出されます。
AD=(一定期間中の最高値+一定期間中の最安値+終値)/3
Tirone Level1=AD+(一定期間中の最高値+一定期間中の最安値)
Tirone Level2=2×AD-一定期間中の最安値
Tirone Level3=AD
Tirone Level4=2×AD-一定期間中の最高値
Tirone Level5=AD-(一定期間中の最高値+一定期間中の最安値)
価格がTirone Level3以外のラインと接触した場合、値動きが反転する可能性があります。
tirone_levels_x5を表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
tirone_levels_x5のダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
tirone_levels_x5のパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
Period of the indicator |
算出期間 初期値:15 価格を検出する期間を設定します。 |
Horizontal shift of the indicator in bars |
シフト 初期値:0 ラインのオフセットを設定します。 |
「Period of the indicator」は、インジケーターの算出期間を設定するための項目です。
設定した値に応じて、最高値と最安値を検出する期間が変化します。
「Horizontal shift of the indicator in bars」は、オフセットを設定するための項目です。
設定した値に応じて、ラインの表示位置が左右に移動します。
まとめ
「tirone_levels_x5」の特徴をまとめると以下のようになります。
Tirone Levelsがベースになっている
サポートライン・レジスタンスラインを表示する
「tirone_levels_x5」は、価格が反転しそうな水準を分析したい方に向いているインジケーターです。
逆張り系の手法を使用している方であれば、使える場面があるかもしれません。