一目均衡表をベースにしたオシレーターを表示するMT5インジケーター「ichimokuoscillator」
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トレンドの始まりを分析できるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「ichimokuoscillator」は、一目均衡表をベースにしたインジケーターで次のような方に向いています。
トレンドの始まりを分析したい方
トレンドの転換を分析したい方
この記事では「ichimokuoscillator」について詳しく解説します。
ichimokuoscillatorの概要
「ichimokuoscillator」を起動すると、サブウィンドウ上に赤色と黄色のラインが表示されます。
赤色のラインは、一目均衡表の遅行スパン1と2の差を示しています。
一方、黄色のラインは基準線と転換線の差を算出したものです。
黄色のラインが赤色のラインより上で推移している状態で、0レベルを下から上に抜けた場合、上昇トレンドが発生した可能性を示しています。
反対に、黄色のラインが赤色のラインより下で推移している状態で、0レベルを上から下に抜けた場合は、下降トレンドのシグナルです。
レンジ相場ではダマしのシグナルが頻発するため、動意の薄い相場での使用は避けた方が良いでしょう。
ichimokuoscillatorを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
ichimokuoscillatorのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
ichimokuoscillatorのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
Tankan_sen |
転換線の期間 初期値:9 転換線の算出期間を設定します。 |
Kijun_sen |
基準線の期間 初期値:26 基準線の算出期間を設定します。 |
Senkou_snap_B |
先行スパン2の期間 初期値:52 先行スパン2の算出期間を設定します。 |
「Tankan_sen」は、転換線の算出期間を設定するための項目です。
デフォルトの状態では、一目均衡表の設定としては標準的な9に設定されています。
「Kijun_sen」は、基準線の算出期間を設定するための項目で、初期設定では「Tankan_sen」同様に標準的な設定になっています。
「Senkou_snap_B」は、先行スパン2の算出期間を設定するための項目です。
デフォルトの設定では、一般的な一目均衡表と同じように52に設定されています。
まとめ
「ichimokuoscillator」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
一目均衡表をベースにしている。
先行スパン1と2の差を赤色のラインで表示。
基準線と転換線の差を黄色のラインで表示。
黄色のラインが赤色のラインより上で推移している状態で、0レベルを下から上に抜けた場合、上昇トレンドが発生したシグナル。
黄色のラインが赤色のラインより下で推移している状態で、0レベルを上から下に抜けた場合、下降トレンドが発生したシグナル。
「ichimokuoscillator」は、トレンドをとらえたい方に向いているインジケーターです。
トレンドフォロー型の手法を使用している方であれば、活用できる場面があるのではないでしょうか。