2種類のEMAをベースにしたラインで値動きの方向を表示するMT5インジケーター「is7n_trend_1」
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MT5には標準で移動平均線がインストールされていますが、値動きの速い相場で取引していると、価格の変化に対する反応速度が遅いと感じることもあるのではないでしょうか。
「is7n_trend_1」は、移動平均線をベースにしたインジケーターで次のような方に向いています。
値動きの速い相場で取引している方
MT5標準の移動平均線の反応速度に不満がある方
値動きの方向を分析したい方
上記のような方のためにこの記事では、「is7n_trend_1」について解説します。
is7n_trend_1の概要
「is7n_trend_1」を起動するとチャート上に青色のラインが表示されます。
このインジケーターは算出期間の異なる2種類の指数平滑移動平均線をベースにしたものです。
MT5に標準でインストールされているMoving Averageでは、4種類の移動平均線を選択でき、平滑移動平均線を選ぶこともできます。
「is7n_trend_1」は、Moving Averageの指数平滑移動平均線よりも反応速度が速いラインを表示します。
また、同じ算出期間に設定した単純移動平均線や加重移動平均線と比較しても反応速度が速い点が特徴です。
移動平均線と同じように値動きの方向の確認に使用できるので、移動平均線の代わりに使用することもできます。
is7n_trend_1を表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
is7n_trend_1のダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
is7n_trend_1のパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
「is7n_trend_1」のパラメーターは、インジケーターの算出期間を設定する項目のみのシンプルな構成になっています。
入力項目 | 入力内容 |
Per |
算出期間 初期値:14 インジケーターの算出期間を設定します。 |
「Per」はインジケーターの算出期間を設定するための項目です。
算出期間を長く設定した場合、「is7n_trend_1」は滑らかなラインを描写しますが、短期的な値動きへの反応が鈍くなります。
反対に短く設定した場合は、短期的な値動きへの反応が俊敏になりますが、ノイズも多くなります。
まとめ
「is7n_trend_1」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
算出期間の異なる2種類の指数平滑移動平均線がベースになっている。
移動平均線のように値動きの方向を示すラインを表示。
単純移動平均線や指数平滑移動平均線よりも価格の変化に対する反応が速い。
「is7n_trend_1」は、MT5に標準でインストールされている移動平均線の反応速度に不満がある方に最適なインジケーターです。
ベースにする移動平均線の種類は変更できないため細かな調整はできませんが、値動きが速い相場で取引している方は、一度試してみてはいかがでしょうか。