移動平均線を先行指標として使用するMT5インジケーター「Market_Direction_Indicator」
更新日時:2019年01月15日 06:46
移動平均線はトレンド系のインジケーターとして有用なものですが、移動平均線をベースにしたインジケーターもメジャーなものからマイナーなものまで、多数ネット上に出回っていますが、今回はマイナーなものを紹介していきます。
この記事で紹介するMarket_Direction_Indicator(MDI)は、動きの速い移動平均線と動きの遅い移動平均線を用いて、トレンドの方向を測るインジケーターで、移動平均線を先行指標として利用すること目的に考案されたものです。
Market_Direction_Indicatorを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
↓↓↓↓↓インジケーターの導入手順が分からない方は↓↓↓↓↓
これでMarket_Direction_Indicatorが表示されました。
Market_Direction_Indicatorのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
Fast MA period |
ファストMAの計算期間 |
Slow MA period |
スローMAの計算期間 |
Cutoff in point |
細微な価格変動をフィルタリングする水準 |
Show below zero |
ゼロ以下の領域を表示する/しない |
Applied price |
適用価格 |
標準のパラメーターの設定では、Show below zeroがYesに設定されており、オシレーターとして使用することができ、相場の向かっている方向の他、数値が高い水準にある場合には買われ過ぎを示し、低い水準にある場合には売られ過ぎを示しています。
大抵のオシレーター系のインジケーターでは、買われ過ぎ水準/売られ過ぎの水準がある程度固定されていますが、MDIは相場に応じてこの水準を調整する必要があります。
導入にあたっては移動平均線の計算期間やカットオフの度合いも十分に検証する必要がありそうです。
あまり聞き慣れないインジケーターで情報も少なく、パラメーターの設定なども調整が必要である為、初心者の方には扱いづらいかもしれません。
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