指数加重移動平均線を表示するMT5インジケータ-「PWMA」
更新日時:2019年02月15日 03:29
計算期間を変えずに、反応の速さだけを変えられる移動平均線があればと考えたことはないでしょうか。
この記事で紹介するPWMA(Power weighted moving average)は、移動平均線にパワーというパラメーターを追加することで移動平均線の価格への反応速度を調節することができるインジケーターで、指数加重移動平均を用いて算出されます。
PWMAは以下の方法で算出されます。
PWMA=N期間の価格の合計×N期間の感度/N期間の感度の合計
PWMAを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
↓↓↓↓↓インジケーターの導入手順が分からない方は↓↓↓↓↓
これでPWMAが表示されました。
PWMAのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
Period |
計算期間 |
Power |
感度 |
Applied price |
適用価格 |
初期設定では適応価格は終値、感度は2に設定されていますが、感度を1に設定すると線形加重移動平均として動作します。
初期設定のPWMAと加重移動平均を比較すると、PWMAの方がより早く価格が反応しているようですが、人によっては速過ぎると感じる可能性があります。
反応速度の割にはノイズは少ないように見受けられますので、移動平均線をメインのインジケーターとして使用し、分析を行っている人で、早い段階でシグナルを出すようにしたいという方には検討する価値のあるインジケーターなのではないかと思いますが、インジケーターの反応速度が上がるということはダマしのシグナルも多くなる可能性がある為、他のインジケーターと組み合わせて分析を行うことをおすすめします。
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