FXで何やっても勝てなくて、やったコト

移動平均線と価格の差を考慮した指数平滑移動平均を表示するMT5インジケーター「Leader_EMA」

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Leader_EMAスクリーンショット

Giorgos E. Siligardosは、MACDの値動きに対する遅延を解消するため、MACDにリーダーMACDというラインを加え、 MACDとリーダーラインの交差をシグナルとして取引する手法を考案しました。

このリーダーラインはEMAに移動平均線と価格の差を加えたもので、「Leader_EMA」はこのリーダーラインのみを、ローソク足と一緒に表示するインジケーターです。

インジケータを起動するとリーダーラインが実線で、通常のEMAが破線で表示され、このインジケーターの開発者であるMladen Rakicによると、リーダーラインと通常のEMAの交差をシグナルとして使用できるそうで、リーダーが通常のEMAを下から上に抜けた場合は上昇トレンド、反対に上から下に向けた場合は相場が下降トレンドに入った可能性を示唆しています。

Leader_EMAを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

Leader_EMAのダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

Leader_EMA

↓↓↓↓↓インジケーターの導入手順が分からない方は↓↓↓↓↓

MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご覧下さい。

MT5にインジケーターを追加(インストール)する方法

これでLeader_EMAが表示されました。

Leader_EMAのパラメーター解説

Leader_EMAパラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

パラメーターの項目は「EMA cycles period」「Price」「Color mode」の3項目で、初期設定の値は「EMA cycles period」が14、「Price」がclose、「Color mode」がcm_onSlopeに設定されています。

「Color mode」は2種類から選択することができ、リーダーラインが傾斜している方向に応じて色が変化するモード、リーダーラインと通常のEMAの交差で色が変化するモードが用意されています。

EMA cycles period

算出期間

Price

適用価格

Color mode

カラーモード切り替え

持ち合い相場などの方向感のない状況では、ダマしのシグナルが多くなるため、そういった状況では使用を控えた方が良さそうです。

インジケーターの使い方は、一般的な移動平均線のゴールデンクロス/デッドクロスに準じた方法ですので、使い方や操作に戸惑うことも少ないかと思います。

実際の取引に使用する前に、どの程度相場でうまく機能するのか確認した上で使用することをお奨めします。