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デジタルフィルターを使用して移動平均線のようなラインを表示するMT5インジケーター「rftl」

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rftlスクリーンショット

単純移動平均線のラグに不満を感じたことはないでしょうか。

「rftl」はデジタルフィルターを利用して、移動平均線のようなラインを表示するインジケーターで、次のような方に向いています。

  1. 移動平均線のラグに不満を感じている方

  2. ラグ少ない移動平均線を探している方

上記のような方のためにこの記事では、「rftl」について解説します。

  1. rftlの概要
  2. rftlを表示する方法
  3. rftlのパラメーター解説
  4. まとめ

rftlの概要

「rftl」を起動すると、チャート上に水色のラインが表示されます。

「rftl」は、一見すると移動平均線のようにも見えますが、価格の平均を算出しているわけではありません。

RFTL(Reference Fast Trend Line)というデジタルフィルターを使用してノイズを取り除いています。

「rftl」の算出方法は以下の通りです。

rftl=-0.0025097319×直近の価格

+0.0513007762×1つ前の価格

+0.1142800493×2つ前の価格

+0.1699342860×3つ前の価格

+0.2025269304×4つ前の価格

+0.2025269304×5つ前の価格

+0.1699342860×6つ前の価格

+0.1142800493×7つ前の価格

+0.0513007762×8つ前の価格

-0.0025097319×9つ前の価格

-0.0353166244×10つ前の価格

-0.0433375629×11つ前の価格

-0.0311244617×12つ前の価格

-0.0088618137×13つ前の価格

+0.0120580088×14つ前の価格

+0.0233183633×15つ前の価格

+0.0221931304×16つ前の価格

+0.0115769653×17つ前の価格

-0.0022157966×18つ前の価格

-0.0126536111×19つ前の価格

-0.0157416029×20つ前の価格

-0.0113395830×21つ前の価格

-0.0025905610×22つ前の価格

+0.0059521459×23つ前の価格

+0.0105212252×24つ前の価格

+0.0096970755×25つ前の価格

+0.0046585685×26つ前の価格

-0.0017079230×27つ前の価格

-0.0063513565×28つ前の価格

-0.0074539350×29つ前の価格

-0.0050439973×30つ前の価格

-0.0007459678×31つ前の価格

+0.0032271474×32つ前の価格

+0.0051357867×33つ前の価格

+0.0044454862×34つ前の価格

+0.0018784961×35つ前の価格

-0.0011065767×36つ前の価格

-0.0031162862×37つ前の価格

-0.0033443253×38つ前の価格

-0.0022163335×39つ前の価格

+0.0002573669×40つ前の価格

+0.0003650790×41つ前の価格

+0.0060440751×42つ前の価格

+0.0018747783×43つ前の価格

移動平均線と比較するとラグが少なくなっている点が特徴です。

算出期間を変更できないため、人によっては使いにくいと感じる可能性があります。

rftlを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

rftlのダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

rftl

MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT5でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

rftlのパラメーター解説

rftlパラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

「rftl」のパラメーターは、インジケーターの水平方向へのシフトを設定する項目のみのシンプルな構成になっています。

入力項目 入力内容

Horizontal shift of moving average in bars

水平方向へのシフト

初期値:0

インジケーターのオフセットを設定します。

「Horizontal shift of moving average in bars」は、インジケーターの水平方向のオフセットを設定するための項目です。

負の値を入力すると、インジケーターの表示位置が左に移動し、正の値を入力すると右に移動します。

まとめ

「rftl」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。

  1. RFTL(Reference Fast Trend Line)を表示する

  2. 価格にデジタルフィルターを適用している

  3. 単純移動平均線に似ている

「rftl」は、単純移動平均線のラグに不満を感じている方に向いているインジケーターです。

移動平均線をよく使用する方は、一度試してみてはいかがでしょうか。