標準のグリッドよりもラインが少ないシンプルなグリッドを表示するMT5インジケーター「setka」
更新日時:
MT5には標準でチャートにグリッドを表示する機能がついていますが、1日の始まりと終わりにだけグリッドを表示したいと考えたことはないでしょうか。
「setka」は、24時間ごと・1週間ごとにグリッド表示するインジケーターで次のような方に向いています。
1日の始まりと終わりの時刻を簡単に確認できるようにしたい方
日足より短い時間枠のチャートを使用している方
上記のような方のためにこの記事では、「setka」ついて解説します。
setkaの概要
「setka」を起動すると青色と赤色、グレーのグリッドが破線で表示されます。
青色の縦のグリッドは、1日の始まりと終わりの時刻を示しており、赤色の縦のグリッドは1週間の終わりと始まりを示しています。
また、初期設定の状態では25pipsごとに横のグリッドがグレーで表示され、100pipsごとに青色のグリッドが表示されます。
インジケーターの性質上、1日の始まりと終わりを示すラインは、日足以上のチャートでは表示されません。
また、チャートの時間枠が大きくなるとグレーの横グリッドは表示されなくなりますので留意しておきましょう。
setkaを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
setkaのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
setkaのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
Step |
グレーのグリッドの表示間隔 初期値:250 グレーのグリッドを表示する間隔を設定します。 |
Figure |
青色のグリッドの表示間隔 初期値:1000 青色のグリッドを表示する間隔を設定します。 |
MaxBars |
縦グリッドの最大表示期間 初期値:0 縦のグリッドを表示する期間を設定します。 |
「Step」はグレーの横グリッドを表示する値幅を設定するための項目で、「Figure」は、青色の横グリッドを表示する値幅を設定するための項目です。
「MaxBars」は、縦のグリッドを表示する期間を設定するための項目で、100に設定した場合は、直近のバーから100本前のバーまで縦のグリッドが表示されます。
また、0に設定した場合はチャート全体に縦のグリッドが表示されます。
まとめ
「setka」を使用する上でポイントをまとめると以下のようになります。
1日の始まりと終わりにグレーの縦グリッドを表示する。
1週間の始まりと終わりに赤色の縦グリッドを表示する。
パラメーターで設定した値幅ごとに、グレーと赤色の横グリッドを表示する。
「setka」は、MT5標準のグリッドよりも、表示されるラインが少ないシンプルなグリッドを表示したい方に向いているインジケーターです。
日足より小さな時間足のチャートよく使用するという方は、一度試してみてはいかがでしょうか。