Quasi-Digital Filterを用いた移動平均線を表示するMT5インジケーター「maquasidigitalfilter」
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移動平均線の反応速度に不満を感じたことはないでしょうか。
「maquasidigitalfilter」は、反応速度が速い移動平均線を表示するインジケーターで、次のような方に向いています。
値動きの速い相場で取引している方
一般的な移動平均線の反応速度に不満を感じている方
以上のような方のためにこの記事では、「maquasidigitalfilter」について解説します。
maquasidigitalfilterの概要
「maquasidigitalfilter」を起動すると、チャート上にオレンジのラインが表示されます。
Quasi-Digital Filterを用いた移動平均線を表示するインジケーターです。
「maquasidigitalfilter」は、同じ算出期間の単純移動平均線や指数平滑移動平均線と比較すると、価格への反応速度が速い傾向にあります。
移動平均線でのラグが少ないので、値動きの速い相場での使用に適しています。
maquasidigitalfilterを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
maquasidigitalfilterのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
maquasidigitalfilterのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
「maquasidigitalfilter」のパラメーターは、移動平均線の算出期間を設定するための項目とシフトを設定するための項目で構成されています。
入力項目 | 入力内容 |
Period |
期間 初期値:31 移動平均の算出期間を設定します。 |
Indicator's Shift |
シフト 初期値:0 インジケーターの表示位置が変化します。 |
「Period」は、移動平均線の算出期間を設定するための項目で、期間を長く設定すると滑らかなラインが表示されます。
反対に算出期間を短く設定すると短期的な値動きへの反応速度が速くなります。
「Indicator's Shift」は、移動平均線のオフセットを設定するための項目です。
正の値に設定すると移動平均線が右側に移動し、負の値に設定するとチャートの左側に移動します。
まとめ
「maquasidigitalfilter」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
Quasi-Digital Filterを用いた移動平均線を表示する。
単純移動平均線や指数平滑移動平均線よりも価格の変化に対する反応が速い。
「maquasidigitalfilter」は、値動きの速い相場で取引をしている方に向いているインジケーターです。
MT5標準の移動平均線の反応速度に不満がある方は、一度試してみると良いでしょう。