William Blauの手法に最適化したMACDを表示するMT5インジケーター「blau_ergodic_macd」
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William Blauの手法を試してみたいと考えたことはないでしょうか。
「blau_ergodic_macd」は、William Blauの「Momentum, Direction, and Divergence: Applying the Latest Momentum Indicators for Technical Analysis」にもとづいたMACDを表示するインジケーターで、次のような方に向いています。
William Blauの手法を試してみたい方
MACDをよく使用する方
この記事では「blau_ergodic_macd」について詳しく解説します。
blau_ergodic_macdの概要
「blau_ergodic_macd」を起動すると、サブウィンドウ上にMACDが表示されます。
インジケーターの構成は、通常のMACDと同様で見方も同じです。
MACDがグレーのヒストグラムで表示され、MACDシグナルが赤色のラインで表示されます。
インジケーター自体は、一般的なMACDと変わりありませんが、パラメーターの設定値がWilliam Blauの手法に準じている点が特徴です。
blau_ergodic_macdを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
blau_ergodic_macdのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT5のインジケーター追加（インストール）の手順を説明ページを作ってみました。追加（インストール）手順が分からないという方はご参考下さい。
blau_ergodic_macdのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
| 入力項目 | 入力内容 |
r - 1st EMA (Slow), applied to price |
スローEMA期間 初期値：20 スロー指数平滑移動平均の算出期間を設定します。 |
s - 2nd EMA (Fast), applied to price |
ファストEMA期間 初期値：5 ファスト指数平滑移動平均の算出期間を設定します。 |
u - 3rd EMA, applied to MACD |
MACDの平滑化期間 初期値：3 MACDを平滑化する期間を設定します。 |
ul - period of a Signal Line |
MACDシグナルの期間 初期値：3 MACDシグナルを算出する期間を設定します。 |
AppliedPrice - price type |
適用価格 初期値：PRICE_CLOSE MACDの算出に用いる価格を設定します。 |
「r - 1st EMA (Slow), applied to price」「s - 2nd EMA (Fast), applied to price」は、MACDのスローEMAとファストEMAの算出期間を設定するための項目です。
通常のMACDと役割は同じですが、デフォルトの状態では一般的な期間よりも短く設定されています。
「ul - period of a Signal Line」は、MACDシグナルの算出期間を設定するための項目です。
長い期間に設定するほど、MACDに対する反応速度が緩やかになります。
まとめ
「blau_ergodic_macd」の特長は以下の通りです。
MACDとMACDラインを表示する
通常のMACDと見方は同じ
パラメーターはWilliam Blauの手法に最適化されている
「blau_ergodic_macd」は、William Blauの手法をもとに取引している方に向いているインジケーターです。
MT5標準のMACDと大差はないので、通常のMACDをよく使用する方であれば、使い方で戸惑うことは少ないでしょう。