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ノイズの少ないモメンタムを表示するMT5インジケーター「blau_dti」

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blau_dtiスクリーンショット

モメンタムのダマしのシグナルに悩まされた経験はないでしょうか。

「blau_dti」は、モメンタムをベースにしたインジケーターで、次のような方に向いています。

  1. モメンタムのダマしのシグナルに悩まされている方

  2. ノイズの少ないモメンタムを探している方

  3. 現在の価格が買われ過ぎなのか売られ過ぎなのかを分析したい方

以上のような方のためにこの記事では、「blau_dti」について解説します。

  1. blau_dtiの概要
  2. blau_dtiを表示する方法
  3. blau_dtiのパラメーター解説
  4. まとめ

blau_dtiの概要

「blau_dti」は、高値同士の差と安値同士の差をもとに算出されます。

インジケーターの算出方法は、以下の通りです。

HMU=高値-「q」期間前の高値

LMD=安値-「q」期間前の安値

HLM=HMU-LMD

blau_dti=100 × HLMの3重指数平滑移動平均 / HLMの絶対値の3重指数平滑移動平均

インジケーターの値が、25を超えている場合は買われ過ぎのシグナルです。

反対に-25を下回っている場合は、売られすぎの可能性を示しています。

blau_dtiを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

blau_dtiのダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

blau_dti

MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT5でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

blau_dtiのパラメーター解説

blau_dtiパラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

入力項目 入力内容

q - period of Momentum

価格差の算出期間

初期値:2

高値と安値の価格差を算出する期間を設定します。

r - 1st EMA, applied to Momentum

1回目の平滑化期間

初期値:20

1回目の指数平滑移動平均の算出期間を設定します。

s - 2nd EMA, applied to the 1st smoothing

2回目の平滑化期間

初期値:5

2回目の指数平滑移動平均の算出期間を設定します。

u - 3rd EMA, applied to the 2nd smoothing

3回目の平滑化期間

初期値:3

3回目の指数平滑移動平均の算出期間を設定します。

「q - period of Momentum」は、高値同士・安値同士の差を算出する期間を設定するための項目です。

デフォルトの状態では、直近の価格と1つ前のローソク足の価格の差を算出する設定になっています。

「r - 1st EMA, applied to Momentum」から「u - 3rd EMA, applied to the 2nd smoothing」までの項目は、指数移動平均の算出期間を設定するための項目です。

大きな値に設定するほど、強力な平滑化が実行されます。

まとめ

「blau_dti」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。

  1. モメンタムをベースにしたオシレーターを表示

  2. 値が25を超えている場合、買われ過ぎの可能性を示唆している

  3. 値が-25を下回っている場合、売られ過ぎの可能性を示唆している

「blau_dti」は、現在の価格が買われ過ぎなのか売られ過ぎなのかを、分析したい方に向いているインジケーターです。

モメンタムよりもノイズが少ないので、モメンタムのダマしのシグナルに悩まされている方は、一度試してみてはいかがでしょうか。