適用価格を平滑化したモメンタムを表示するMT5インジケーター「Directional_momentum_of_average」
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「Directional_momentum_of_average」は、モメンタムをベースにしたインジケーターで、Mladen Rakicによって開発されました。
「Directional_momentum_of_average」は、モメンタムに平滑化処理を施したインジケーターですが、モメンタムを算出した後に平滑化処理を施すのではなく、モメンタムの算出に使用する価格に対して平滑化処理を行っています。
使用できる平滑化方法は、単純移動平均・指数平滑移動平均・平滑移動平均・線形加重移動平均の4種から選択することができます。
インジケーターの値が0より高い水準で推移している場合は水色、0より低い水準で推移している場合はオレンジで表示されます。
Directional_momentum_of_averageを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
Directional_momentum_of_averageのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
↓↓↓↓↓インジケーターの導入手順が分からない方は↓↓↓↓↓
MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご覧下さい。
これでDirectional_momentum_of_averageが表示されました。
Directional_momentum_of_averageのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
パラメーターの項目は、「Momentum period」「Average period」「Average method」「適用価格」の4項目で、「Average period」の値を1以下の値に設定すると、平滑化処理は行われません。
Momentum period |
モメンタム算出期間 |
Average period (<= 1 for no average) |
平滑化期間 |
Average method |
平滑化方法 |
Price |
適用価格 |
一般的なモメンタムと比較すると挙動に違いがあるため、好みの分かれるインジケーターと言えます。
モメンタムのパラメーターに、平滑化用のパラメーターが加わっただけですので、モメンタムを使用している方であれば、設定で戸惑うことも少ないかと思います。
インジケーターの開発者によると、平滑化による「Directional_momentum_of_average」の値動きに対する遅延は、許容範囲内に抑えられているということなので、モメンタムのノイズに悩まされているという方にとっては、試してみる価値のあるインジケーターなのではないでしょうか。