平滑化処理でノイズを低減させたモメンタムを表示するMT5インジケーター「Momentum_of_average_(dlvl)」
更新日時：
.png)
「Momentum_of_average_(dlvl)」はノイズやダマしのシグナルを低減するために、平滑化処理を施したモメンタムを表示するインジケーターで、Mladen Rakicによって開発されました。
平滑化処理でノイズを減少させたインジケーターには、算出後の値に平滑化を行うものがありますが、そういった方法の場合、インジケーターの反応が遅くなるケースが多く見られますが、「Momentum_of_average_(dlvl)」は、インジケーターの算出に用いる価格そのものに平滑化処理を施しているため、インジケーターの遅延は少なくなっています。
また、閾値の水準もダマしのシグナルを低減させるため、固定値ではなく変動式になっています。
Momentum_of_average_(dlvl)を表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
↓↓↓↓↓インジケーターの導入手順が分からない方は↓↓↓↓↓
MT5のインジケーター追加（インストール）の手順を説明ページを作ってみました。追加（インストール）手順が分からないという方はご覧下さい。
これでMomentum_of_average_(dlvl)が表示されました。
Momentum_of_average_(dlvl)のパラメーター解説
_para.png)
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
パラメーターはモメンタムの算出方法に関する項目、平滑化に関する項目、閾値に関する項目、インジケーターの表示に関する項目で構成されています。
Momentum period |
モメンタム算出期間 |
Average period (<= 1 for no average) |
平滑化期間 |
Average method |
平滑化方法 |
Price |
適用価格 |
Levels period |
閾値算出期間 |
Color change type |
色の表示モード |
インジケーターの状態に応じて色を変化させることができ、インジケーターの勾配によって色を変えるモード、100％レベルとの交差で色を変えるモード、閾値との交差での色を変えるモードのいずれかを選択することができます。
モメンタムは状況によっては、ノイズが多くなり使い物にならない場合もありますが、そういった状況でモメンタムを使用したい時は、「Momentum_of_average_(dlvl)」を使用した方が良いかもしれません。
パラメーターの設定に関しては、モメンタムや移動平均線を使用したことのある方であれば、戸惑うことも少ないかと思います。