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CCIとシグナルラインを表示するMT5インジケータ-「MA_Of_CCI」

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MA_Of_CCIスクリーンショット

相場のサイクルにもとづいて、値動きの転換を分析できるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。

「MA_Of_CCI」はCCIをベースにしたインジケーターで次のような方に向いています。

  1. 相場のサイクルに着目して取引している方

  2. 値動きの転換を分析したい方

  3. CCIをよく使用する方

この記事では、「MA_Of_CCI」について詳しく解説します。

  1. MA_Of_CCIの概要
  2. MA_Of_CCIを表示する方法
  3. MA_Of_CCIのパラメーター解説
  4. まとめ

MA_Of_CCIの概要

CCIは、相場には一定のサイクルが存在しているという考えにもとづいたインジケーターで、サイクルから現在の相場が買われ過ぎ/売られ過ぎなのかを分析する際に用いられます。

「MA_Of_CCI」はCCIに加えて、シグナルラインを表示します。

「MA_Of_CCI」の算出方法は以下の通りです。

TP=(高値+安値+終値)/3

インジケーターの算出期間が14の場合の平均偏差算出方法

平均偏差=((移動平均-TP1)の絶対値)+((移動平均-TP2)の絶対値)+((移動平均-TP3)の絶対値)・・・+((移動平均-TP14)の絶対値)/14

CCI=(TP-移動平均)/(0.015×平均偏差)

シグナルライン=CCIの移動平均

「MA_Of_CCI」は、通常のCCIのように買われ過ぎ/売られ過ぎ水準にもとづいて分析するのではなく、シグナルラインとCCIの交差をシグナルとして使用します。

青色のラインがCCI、赤茶色のラインがシグナルラインです。

CCIがシグナルラインを下から上に抜けた場合、相場が上昇する可能性を示唆し、CCIがシグナルラインを上から下に抜けた場合は、相場が下降する可能性を示唆しています。

CCIはサイクルをもとに分析を行うインジケーターであることから、「MA_Of_CCI」を使用する場合も取引している相場のサイクルを見つけられるかどうかが鍵になりそうです。

MA_Of_CCIを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

MA_Of_CCIのダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

MA_Of_CCI

MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT5でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

MA_Of_CCIのパラメーター解説

MA_Of_CCIパラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

入力項目 入力内容

CCI period

算出期間

初期値:14

CCIの算出期間を設定します。

CCI applied price

適用価格

初期値:Close price

CCIの算出に用いる価格を設定します。

MA period

移動平均の期間

初期値:20

移動平均の算出期間を設定します。

MA method

平滑化方法

初期値:Simple

CCIのシグナルラインの平滑化方法を設定します。

「CCI period」はCCIの算出期間を設定するための項目で、分析するサイクルの期間を入力します。

「CCI applied price」はCCIの算出に用いる価格を設定するための項目です。

終値のほか、高値、安値、始値、中央値、TP、加重終値を選択できます。

「MA period」は、シグナルラインの平滑化期間を設定するための項目で、大きな値に設定するとシグナルラインの変化が緩やかになります。

まとめ

「MA_Of_CCI」の特長は以下の通りです。

  1. CCIをベースにしたインジケーター。

  2. CCIとシグナルラインのクロスがシグナル。

「MA_Of_CCI」は相場のサイクルをもとに、値動きが転換するタイミングを分析したい方に適したインジケーターです。

CCIで転換を分析している方は、一度試してみると良いでしょう。