標準偏差オシレーターを表示するMT5インジケータ-「Trend_ID」
更新日時:2019年01月26日 16:58
標準偏差を利用したインジケーターというとボリンジャーバンドがよく使われていますが、標準偏差はデータのばらつきの度合いを示すもので、データが平均値を軸に左右対称の山型に存在する正規分布と呼ばれる分布だった場合、2σの内側に95%のデータ(価格)が収まることになります。
σの水準をローソク足と一緒に表示したものがボリンジャーバンドです。
この標準偏差をオシレーターに利用したインジケーターがこの記事で紹介するTrend IDです。
Trend_IDを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
↓↓↓↓↓インジケーターの導入手順が分からない方は↓↓↓↓↓
これでTrend_IDが表示されました。
Trend_IDのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
MA period |
移動平均の計算期間 |
MA applied price |
移動平均の適用価格 |
Signal period |
シグナルラインの計算期間 |
Deviation period |
偏差の計算期間 |
Deviation factor |
偏差 |
青い2本の偏差ラインの内側に赤いシグナルラインが収まっている場合、レンジ相場になっている可能性を示し、シグナルラインが偏差ラインの外側で使用する推移している場合には、現在の相場がトレンドに入っている可能性を示しています。
シグナルラインの位置でトレンドの方向も判別でき、偏差ラインの外側でかつ0より高い水準にある場合、相場が上昇している可能性を示しています。
反対にシグナルラインが偏差ラインの外側で、かつ0より低い水準にある場合相場が下降している可能性を示しています。
シグナルラインが偏差ラインを内側から外側に抜けた場合、トレンド転換のシグナルになりそうですが、情報が少ない為実際にトレードで使用する前に、自身で十分に検証する必要がありそうです。
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