買いと売りの強さを示すオシレーターを指定の時間枠で表示するMT5インジケータ－「XBullsBEArsEyes_Vol_HTF」

更新日時：2020年12月15日 0:03

買いと売りどちらが優勢なのかを分析できればと考えたことはないでしょうか。

「XBullsBEArsEyes_Vol_HTF」は、買いと売りの強さをヒストグラムで表示するインジケーターで次のような方に向いています。

1. 買いと売りの力関係を分析したい方

2. 現在の相場が買われ過ぎなのか売られ過ぎなのかを分析したい方

以上のような方のためにこの記事では、「XBullsBEArsEyes_Vol_HTF」について詳しく解説します。

1. XBullsBEArsEyes_Vol_HTFの概要
2. XBullsBEArsEyes_Vol_HTFを表示する方法
3. XBullsBEArsEyes_Vol_HTFのパラメーター解説
4. まとめ

XBullsBEArsEyes_Vol_HTFの概要

XBullsBEArsEyes_Volは売りと買いの強さを表示するオシレーターで、「XBullsBEArsEyes_Vol_HTF」はXBullsBEArsEyes_Volに指定した時間枠でインジケーターを表示する機能を追加したものです。

インジケーターの値が0より高い水準で推移している場合、買いが優勢であることを示しており、インジケーターの値が買われ過ぎ水準1を超えている場合には緑のヒストグラムで表示され、買われ過ぎ水準2を超えている場合には黄緑のヒストグラムが表示されます。

反対にインジケーターの値が0より低い水準で推移している場合、売りが優勢であることを示しており、売られ過ぎ水準1を下回るヒストグラムは茶色で表示され、売られ過ぎ水準2を下回るヒストグラムはピンクで表示されます。

既にXBullsBEArsEyes_Volを使用しているというトレーダーは、時間枠を指定できる「XBullsBEArsEyes_Vol_HTF」を使用した方が便利かもしれません。

このインジケーターを使用するにはterminal_data_directory\MQL5\Indicatorsフォルダ内にSmoothAlgorithms.mqhをコピーしておく必要があり、後述のインジケーターのダウンロードページで入手できますので、「XBullsBEArsEyes_Vol_HTF」と併せててダウンロードしておきましょう。

XBullsBEArsEyes_Vol_HTFを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

XBullsBEArsEyes_Vol_HTFのパラメーター解説

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

「Период графика」は、インジケータを算出する期間を設定するための項目です。

チャートの時間枠に関わらず、ここで設定した時間枠で算出した結果が表示されます。

「уровень перекупленности 2」から「уровень перепроданности 2」までの項目は、買われ過ぎ水準・売られ過ぎを設定するための項目です。

ダマしのシグナルが多い場合は調整すると良いでしょう。

まとめ

「XBullsBEArsEyes_Vol_HTF」の特徴をまとめると以下のようになります。

1. ヒストグラムが0を超えている場合は買いが優勢な状態。

2. ヒストグラムが0を下回っている場合は売りが優勢な状態。

「XBullsBEArsEyes_Vol_HTF」は、ブルとベアの強さに着目しながら取引している方に適したインジケーターです。

時間枠を指定できるので、マルチタイムフレーム分析を取り入れている方にとっても使い勝手の良いインジケーターと言えるでしょう。