値幅と値幅の合計の比率からボラティリティーを示すオシレーターを表示するMT5インジケーター「Simple_volatility」
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「Simple_volatility」は、価格差をもとに市場のボラティリティーを表示するオシレーターで、Mladen Rakicによって開発されました。
インジケーターを起動するとサブウィンドウ上にオシレーターが表示され、インジケーターの値が増加している場合は緑色、下降している場合はピンクで表示されます。
「Simple_volatility」は、N期間前と現在の価格差と価格差の合計の比率を算出したもので、インジケーターの値が1より高い値で推移している場合は、ボラティリティーが増加していることを示しており、1より低い値で推移している場合は、ボラティリティーが減少していることを示しています。
そのため、表示されるラインの方向と色は、ボラティリティーの増加/減少を示しているわけではないという点に注意が必要です。
Simple_volatilityを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
↓↓↓↓↓インジケーターの導入手順が分からない方は↓↓↓↓↓
MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご覧下さい。
これでSimple_volatilityが表示されました。
Simple_volatilityのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
パラメーターの項目は「Volatility period」「Price」の2項目のみで、初期設定の値は「Volatility period」が14、「Price」がcloseに設定されています。
Volatility period |
算出期間 |
Price |
適用価格 |
ボラティリティーの変化は、ローソク足の長さに注目することで、ある程度把握することができますが、もっと明確な形で把握しておきたいという方には、うってつけのインジケーターなのではないでしょうか。
通貨ペア毎にボラティリティーの増加する時間帯を、把握したいという場合にも使えるのではないかと思います。
エントリーのタイミングを計るためのインジケーターではありませんが、取引する通貨ペアを選定する際などにも使用でき、活用できる場面は多いのではないかと思います。