値動きが反転する可能性の度合いをヒストグラムで表示するMT5インジケーター「yeffekt」
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レンジ相場でエントリーするタイミングを分析できるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「yeffekt」は、値動きが転換する可能性がどの程度高まっているのかを分析するためのインジケーターで、次のような方に向いています。
レンジ相場でエントリーするタイミングを分析したい方
逆張りでエントリーしたい方
値動きが転換する可能性を分析したい方
以上のような方のためにこの記事では、「yeffekt」について解説します。
yeffektの概要
「yeffekt」を起動すると、サブウィンドウ上にヒストグラムが表示されます。
「yeffekt」の算出方法は以下の通りです。
Index=(直近の高値ー直近の安値)+(1つ前の高値ー1つ前の安値)+(2つ前の高値ー2つ前の安値)+(3つ前の高値ー3つ前の安値)+(4つ前の高値ー4つ前の安値)
直近の高値>4つ前の安値の場合は、yeffekt=(直近の高値ー4つ前の安値)/Index
直近の高値<4つ前の安値の場合は、yeffekt=(直近の安値―4つ前の高値)/Index
インジケーターの開発者によると、「yeffekt」が0.5に近づくほど値動きが下方転換する可能性も高まるとされています。
反対に、「yeffekt」が-0.5に近づくほど値動きが上方転換する可能性が高まるとされています。
「yeffekt」の値が0より上で推移しているときに、インジケーターの値が増加している場合は緑色、減少している場合は紫色でヒストグラムを表示。
0より下で推移しているときに、インジケーターの値が増加している場合は赤紫色、減少している場合は茶色でヒストグラムが表示されます。
上昇トレンドでは、ほとんどのヒストグラムが0より上、下降トレンドでは0より下に表示されます。
ヒストグラムの色の変化自体に、シグナルとしての意味はないので注意が必要です。
加えて、トレンド相場ではシグナルが機能しなくなるので、「yeffekt」を使用するのは避けた方がよいでしょう。
yeffektを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
yeffektのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
yeffektのパラメーター解説
「yeffekt」にトレーダーが、変更可能なパラメーターはありません。
入力項目 | 入力内容 |
無し |
変更可能なパラメーターはありません。 |
まとめ
「yeffekt」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
4期間のレンジの合計に占める直近のレンジの割合を算出
「yeffekt」の値が0.5に近づくほど値動きが下方を転換する可能性が高まる
「yeffekt」の値が−0.5に近づくほど値動きが上方を転換する可能性が高まる
「yeffekt」は、値動きが転換する可能性がどの程度高まっているのかを分析したい方に向いているインジケーターです。
レンジ相場でエントリーしたい方は試してみるとよいでしょう。