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EMAとMACDの方向が一致した時にシグナルを表示するMT5インジケータ-「Elder_Impulse_System」

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Elder_Impulse_Systemスクリーンショット

現在の相場がトレンドなのかレンジなのか判断に迷った経験はないでしょうか。

「Elder_Impulse_System」は、投資苑の著者アレキサンダー・エルダーによって考案された分析手法をもとにしたインジケーターで、次のような方に向いています。

  1. 直近の相場がトレンドなのかレンジなのかを見極めたい方

  2. トレンドの有無を分析したい方

この記事では、「Elder_Impulse_System」について詳しく解説します。

  1. Elder_Impulse_Systemの概要
  2. Elder_Impulse_Systemを表示する方法
  3. Elder_Impulse_Systemのパラメーター解説
  4. まとめ

Elder_Impulse_Systemの概要

「Elder_Impulse_System」を起動すると、サブウィンドウ上にグリーンと赤、グレーの帯が表示されます。

このインジケーターは、指数平滑移動平均線とMACDヒストグラムを用いて、トレンドを分類することを目的に考案されました。

指数平滑移動平均線とMACDヒストグラムの示す方向が一致した場合、「Elder_Impulse_System」はその方向に応じたシグナルを発します。

指数平滑移動平均線とMACDヒストグラムが上昇している場合、相場が上昇していることを示すグリーンの帯がサブウィンドウ上に表示され、反対に2つのインジケーターが下降している場合には相場が下降していることを示す赤い帯が表示されます。

指数平滑移動平均線とMACDヒストグラムの向きがそれぞれ異なっている場合にはグレーの帯が表示され、動意薄であることを示しています。

Elder_Impulse_Systemを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

Elder_Impulse_Systemのダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

Elder_Impulse_System

MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT5でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

Elder_Impulse_Systemのパラメーター解説

Elder_Impulse_Systemパラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

入力項目 入力内容

EMA period

指数平滑移動平均線の算出期間

初期値:13

MACD fast EMA period

高速EMAの算出期間

初期値:12

MACDの高速EMAの算出期間を設定します。

MACD slow EMA period

低速EMAの算出期間

初期値:26

MACDの低速EMAの算出期間を設定します。

「EMA period」は、指数平滑移動平均線の算出期間を設定するための項目で、期間を短くすると移動平均線の反応が俊敏になります。

「MACD fast EMA period」と「MACD slow EMA period」は、MACDの平滑移動平均線の算出期間を設定するための項目で、設定値に応じてMACDの反応速度が変化します。

まとめ

「Elder_Impulse_System」の特徴をまとめると次のようになります。

  1. 指数平滑移動平均線とMACDヒストグラムがベースになっている。

  2. グリーンの帯が表示されている場合は上昇、赤色の帯が表示されている場合は下降のシグナル。

  3. トレンドが存在しない場合はグレーで表示される。

「Elder_Impulse_System」は、現在の相場がトレンドなのかレンジなのかを分析したい方に向いているインジケーターです。

持ち合い相場ではノイズが多くなるため、他のインジケーターと組み合わせて使用することをおすすめします。