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エントリーとイグジットのタイミングを表示するMT5インジケータ-「MAMy v3」

更新日時:

MAMy_v3スクリーンショット

トレンドフォロー系のインジケーターにはさまざまな種類が存在しますが、エントリーのタイミングとイグジットのタイミングを分析できるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。

「MAMy_v3」は、アリゲーターに似たインジケーターで次のような方に向いています。

  1. トレンド相場でのエントリーのタイミングを分析したい方

  2. トレンド相場でのイグジットのタイミングを分析したい方

上記のような方のためにこの記事では、「MAMy_v3」について解説します。

  1. MAMy_v3の概要
  2. MAMy_v3を表示する方法
  3. MAMy_v3のパラメーター解説
  4. まとめ

MAMy_v3の概要

「MAMy_v3」を起動すると、サブウィンドウ上に赤色と黄緑色のラインが表示されます。

アリゲーターは3本の移動平均線にもとづいたトレンドフォロー系のインジケーターで、それぞれの移動平均線はワニのアゴ、歯、口に例えられ、各移動平均線同士の距離が近い場合はワニが口を閉じている状態で、相場にトレンドが存在していないことを意味しています。

相場にトレンドが発生すると各移動平均線同士の距離が離れていき、ワニの口が開いた状態になります。

「MAMy v3」もアリゲーターに似ていますが、アリゲーターがローソク足と一緒にチャート右側にシフトさせた3本の移動平均線を表示するのに対し、「MAMy v3」はサブウィンドウ上に2本のラインを表示します。

緑色のラインはMA openと呼ばれエントリーのシグナルを表示します。

MA openが0の水準を下から上に抜けた場合は買いのシグナル、反対に上から下に抜けた場合は売りのシグナルになります。

赤いラインはMA closeと呼ばれイグジットのシグナルを表示するもので、MA closeが0の水準を下から上に抜けた場合はショートポジションを決済するシグナル、反対に上から下に抜けた場合はロングポジションを決済するシグナルになります。

多くのトレンドフォロー系のインジケーターにも当てはまることですが、動意の薄い相場ではダマしのシグナルが多くなるため、そういった状況下での「MAMy v3」のシグナルは無視した方が良いかもしれません。

MAMy_v3を表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

MAMy_v3のダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

MAMy_v3

MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT5でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

MAMy_v3のパラメーター解説

MAMy_v3パラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

入力項目 入力内容

MA: averaging period

移動平均算出期間

初期値:3

移動平均線の算出期間を設定します。

MA: smoothing type

移動平均算出方法

初期値:MODE_LWMA

移動平均線の算出方法を設定します。

「MA: averaging period」は、移動平均線の算出期間を設定するための項目で、大きな値に設定するとインジケーター反応が緩やかになり、ノイズも少なくなります。

「MA: smoothing type」は、移動平均線の算出方法を設定するための項目です。

デフォルトでは線形加重移動平均に設定されていますが、単純移動平均、指数平滑移動平均、平滑化移動平均に変更することもできます。

まとめ

「MAMy_v3」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。

  1. アリゲーターに似たオシレーターを表示する。

  2. MA openが0の水準を下から上に抜けた場合は買いのシグナル、反対に上から下に抜けた場合は売りのシグナル。

  3. MA closeが0の水準を下から上に抜けた場合はショートポジションを決済するシグナル、反対に上から下に抜けた場合はロングポジションを決済するシグナル。

「MAMy_v3」は、トレンド相場におけるエントリーのタイミングとイグジットのタイミングを分析したい方に適したインジケーターです。

トレンドを捉えたい方は一度試してみてはいかがでしょうか。