ボラティリティをもとに損切水準の目安を表示するMT5インジケーター「Volatility_Stop」
更新日時:2019年01月17日 03:30
損切水準の設定方法には様々なものがありますが、初心者の方の中にはまだ明確な損切水準決定のルールが定まっていないという方もいるのではないでしょうか。
この記事で紹介するVolatility_Stop(VS)は、相場のボラティリティをもとに損切水準の目安を表示するインジケーターで、以下の方法で算出されます。
VS=価格からのライン偏差の比率×(高値の単純移動平均―安値の単純移動平均)/終値
Volatility_Stopを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
↓↓↓↓↓インジケーターの導入手順が分からない方は↓↓↓↓↓
これでVolatility_Stopが表示されました。
Volatility_Stopのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
Period |
計算期間 |
Multiplier |
価格からのライン偏差の比率 |
初期の設定では、価格からのライン偏差の比率が2に設定され、買いポジション用の損切水準の目安を表示するインジケーターとして価格の下の方にラインが表示されますが、価格からのライン偏差の比率を―2に変更することで、売りポジション用の損切水準の目安として、価格の上にラインを表示することができます。
損切水準を決める方法の一つに、主要な高値/安値に設定するという方法がありますが、この方法の場合ボラティリティに応じて、価格が跳ね返される水準の誤差を推測する必要がありますが、このインジケーターは元からボラティリティを考慮している為、その様な誤差をあまり気にしなくてよいという利点があります。
損切水準を設定する為のルールが定まっていない初心者の方には有用なインジケーターなのではないかと思います。
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