各市場が開いている時間帯とレンジをチャート上に表示するMT5インジケーター「trading_sessions_open_close」
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為替相場は時間帯によって開いている市場が異なるため、時間帯ごとに取引の活況度にも違いが生じます。
特にデイトレやスキャルピングといった短期取引においては、取引を行う時間帯は取引の成否に関わる重要な要素であることから、多くのトレーダーが時間帯を考慮しながら取引を行っています。
この記事で紹介する「trading_sessions_open_close」は、どの市場がどの時間帯に開いているのかを、わかりやすく表示するためのインジケーターで、以下のような方に向いています。
デイトレやスキャルピングなどの短期取引を行っている方
どの時間帯にどの市場が開いているのかを把握できるようにしておきたい方
時間帯ごとのレンジを調べたい方
上記のような方のために、「trading_sessions_open_close」について解説していきますのでぜひ参考にしてみてください。
- trading_sessions_open_closeの概要
- trading_sessions_open_closeを表示する方法
- trading_sessions_open_closeのパラメーター解説
- まとめ
trading_sessions_open_closeの概要
「trading_sessions_open_close」を起動するとチャート上に、時間帯ごとに色のついた帯が表示されます。
「trading_sessions_open_close」では、時間帯を3つに分けて表示し、2時から10時の時間帯をピンク、8時から16時までの時間帯を紫色、15時から23時までの時間帯を黄緑色で表示します。
ピンクの帯で示されている時間帯は、アジア市場が開いている時間帯を示しており、紫色で示されている時間帯は、欧州市場が開いている時間帯です。
黄緑色で示されている時間帯は、ニューヨーク市場が開いている時間帯を示しており、複数の市場が開いている時間帯は、帯が重なって表示されます。
また、帯の高さはそれぞれの市場での最高値と最安値をもとに決定され、時間帯の違いだけではなくその時間帯のレンジも把握することが可能です。
このインジケーターを使用する上で注意しなければならないのは、チャートに表示されている時間は、日本時間ではないという点で、時間の表示を日本時間に変更することはできません。
trading_sessions_open_closeを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
trading_sessions_open_closeのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
trading_sessions_open_closeのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
「trading_sessions_open_close」には、トレーダーが変更可能なパラメーター項目はありません。
入力項目 | 入力内容 |
無し |
変更可能な項目はありません。 |
まとめ
「trading_sessions_open_close」について解説してきましたが、要点をまとめると以下の通りです。
ピンクの帯はアジア市場が開いている時間帯を示している。
紫色の帯は欧州市場が開いている時間帯を示している。
黄緑色の帯はニューヨーク市場が開いている時間帯を示している。
帯の高さはその時間帯のレンジを示している。
「trading_sessions_open_close」は、デイトレやスキャルピングなどの、短期取引を行なっている方に向いているインジケーターです。
また、通貨ペアごとに動きが活発になる時間帯を調べたい場合にも、活用できるのではないでしょうか。