3つの時間枠の異なるRSIを同時に表示するMT5インジケータ-「3TF_RSI_Average」
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時間枠の異なる複数のRSIを同時に表示できるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「3TF_RSI_Average」は、3つの異なる時間枠のRSIとそれら3つのRSIの平均を表示するインジケーターで、次のような方に向いています。
RSIをよく使用する方
値動きの転換を分析したい方
マルチタイムフレーム分析を行っている方
以上のような方のためにこの記事で、「3TF_RSI_Average」について詳しく解説します。
3TF_RSI_Averageの概要
「3TF_RSI_Average」を起動すると、サブウィンドウ上に4本のラインが表示されます。
初期設定では1番目のRSIの時間枠は1時間、2番目のRSIの時間枠は4時間、3番目のRSIの時間枠は1日に設定されています。
赤が1番目のRSI、 グリーンが2番目のRSI、 グレーが3番目のRSI、 青のラインが3つのRSIの平均です。
複数の時間枠を比較することで、長期的なRSIのシグナルに逆らったエントリーを避けることができ、成功率の高いエントリーを見極めることができます。
3TF_RSI_Averageを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
3TF_RSI_Averageのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
3TF_RSI_Averageのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
RSI period |
RSIの期間 初期値:14 RSIの算出期間を設定します。 |
Overbought |
買われ過ぎ水準 初期値:70.0 買われ過ぎと判断する水準を設定します。 |
Oversold |
売られ過ぎ水準 初期値:30.0 売られ過ぎと判断する水準を設定します。 |
Drawing mode |
表示方法 初期値:DRAW_MODE_STEPS RSIの表示方法を設定します。 |
First RSI timeframe |
1番目のRSIの時間枠 初期値:PERIOD_H1 1番目のRSIに適用する時間枠を設定します。 |
Second RSI timeframe |
2番目のRSIの時間枠 初期値:PERIOD_H4 2番目のRSIに適用する時間枠を設定します。 |
Third RSI timeframe |
3番目のRSIの時間枠 初期値:PERIOD_D1 3番目のRSIに適用する時間枠を設定します。 |
Show first RSI |
1番目のRSIを表示する 初期値:INPUT_YES NOに設定すると1番目のRSIが非表示になります。 |
Show second RSI |
2番目のRSIを表示する 初期値:INPUT_YES NOに設定すると2番目のRSIが非表示になります。 |
Show third RSI |
3番目のRSIを表示する 初期値:INPUT_YES NOに設定すると3番目のRSIが非表示になります。 |
「RSI period」は、RSIの算出期間を設定するための項目です。
ここで設定した算出期間がすべてのRSIに適用されます。
「Drawing mode」はRSIの表示方法を設定するための項目です。
デフォルトの状態では、RSIを階段上に表示するSTEPSに設定されていますが、SLOPEに変更すれば曲線で表示することもできます。
まとめ
「3TF_RSI_Average」の特徴をまとめると以下のようになります。
時間枠の異なる3種類のRSIを表示する。
3つのRSIの平均も表示される。
「3TF_RSI_Average」は、長期的な値動きを考慮しながら相場の反転を分析したい方に適しています。
RSIを頻繁に使用している方にとっては、導入を検討する価値のあるインジケーターなのではないでしょうか。