EAから色や閾値を管理できるRSIを表示するMT5インジケータ-「RSI Custom Smoothing」
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エキスパートアドバイザー(EA)とは、メタトレーダー用の自動売買プログラムのことです。
インジケーターのシグナルなどを用いて売買判断を下し、有料・無料を含めさまざまなEAがネット上に存在しています。
トレーダー自身で自動売買プログラムを作成することもできるため、エキスパートアドバイザーと親和性の高いオシレーターを探しているという方もいるのではないでしょうか。
「RSI_Custom_Smoothing」は、エキスパートアドバイザーでの使用を前提に開発されたRSIで、次のような方に向いています。
エキスパートアドバイザーを使用している方
EA用のRSIを探している方
この記事では「RSI_Custom_Smoothing」について詳しく解説します。
RSI_Custom_Smoothingの概要
「RSI_Custom_Smoothing」は、RSIの売られ過ぎ/買われ過ぎ水準の値やインジケーターの色を、エキスパートアドバイザーから管理できるRSIです。
そのため、35や75といった一般的に使用されていない買われ過ぎ/売られ過ぎ水準を反映することができます。
カスタマイズできるパラメーターは、買われ過ぎ/売られ過ぎ水準のほか、インジケーターのラインの色・幅などです。
エキスパートアドバイザーを使用しているトレーダーにとっては、便利なインジケーターと言えるでしょう。
RSI_Custom_Smoothingを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
RSI_Custom_Smoothingのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
RSI_Custom_Smoothingのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
Period |
RSIの期間 初期値:14 RSIの算出期間を設定します。 |
Color line |
RSIの色 初期値:clrDodgerBlue RSIの表示色を設定します。 |
Width |
RSIの幅 初期値:1 RSIのラインの幅を設定します。 |
Value Level #1 |
売られ過ぎ水準 初期値:30.0 買われ過ぎを判定するを設定します。 |
Value Level #2 |
買われ過ぎ水準 初期値:70.0 売られ過ぎを判定する水準を設定します。 |
「Period」はRSIの算出期間を設定するための項目で、短く設定するとRSIの反応が俊敏になり、長く設定すると緩やかになります。
「Color line」は、RSIのラインの表示色を設定するための項目です。
必要な場合は見やすい色に変更すると良いでしょう。
まとめ
「RSI_Custom_Smoothing」の特徴をまとめると以下のようになります。
エキスパートアドバイザーからパラメーターを変更できるRSI。
使い方は一般的なRSIと同じ。
「RSI_Custom_Smoothing」は、RSIを用いたエキスパートアドバイザーを作成したい方に適したインジケーターです。
用途が限られるため、エキスパートアドバイザーを使用していない方にとっては不要なインジケーターと言えますが、EA用のRSIを探している方は、試してみると良いでしょう。