エントリーのシグナルを色の変化で表示するMT5インジケーター「colorlaguerre」
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取り引きのタイミングを分かりやすく表示してくれるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「colorlaguerre」は、ラインの色の変化でシグナルを表示するオシレーターで、次のような方に向いています。
シグナルが一目でわかるインジケーターを探している方
エントリーやエグジットのタイミングを分析したい方
この記事では、「colorlaguerre」について詳しく解説します。
colorlaguerreの概要
「colorlaguerre」は、「laguerre」というオシレーターをベースにしたインジケーターです。
「laguerre」は、RSIにデジタルフィルターを適用したオシレーターで、John Ehlersによって考案されました。
「laguerre」は、RSIがベースになっているものの、使用方法は通常のRSIとは異なります。
インジケーターの値が上の閾値を超えた場合は買いシグナル、反対に下の閾値を下回った場合は売りシグナルです。
また、一旦閾値を超えたラインが、再び閾値の内側に戻ってきた場合は、イグジットのシグナルです。
「colorlaguerre」では、買いシグナルは黄緑色、売りシグナルは赤色で表示されます。
「laguerre」よりもシグナルを確認しやすくなっている点が特徴です。
colorlaguerreを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
colorlaguerreのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
colorlaguerreのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
gamma |
感度 初期値:0.7 インジケーターの反応速度を設定します。 |
HighLevel |
買いシグナルの閾値 初期値:85 買いシグナルを判定するレベルを設定します。 |
MiddleLevel |
中間水準 初期値:50 中間水準を設定します。 |
LowLevel |
売りシグナルの閾値 初期値:15 売りシグナルを判定するレベルを設定します。 |
「gamma」は、インジケーターの感度を設定するための項目です。
小さな値に設定するほど反応が俊敏になり、大きな値に設定すると緩やかになります。
「HighLevel」は、買いシグナルの閾値を設定するための項目です。
ここで設定したレベルをインジケーターが超えると買いシグナルと判定されます。
「LowLevel」は、売りシグナルの閾値を設定するための項目です。
インジケーターの値が、「LowLevel」を下回ると売りシグナルと判定されます。
まとめ
「colorlaguerre」について解説してきましたが、要点をまとめると以下のようになります。
インジケーターの値が「HighLevel」を超えると買いエントリーのシグナル、再び「HighLevel」を下回った場合はイグジットのシグナル
インジケーターの値が「LowLevel」を下回ると売りエントリーのシグナル、再び「LowLevel」を下回った場合はイグジットのシグナル
買いシグナルでは黄緑色、売りシグナルの場合は赤色でラインが表示される
「colorlaguerre」は、シグナルを視覚的に確認しやすいインジケーターを、探している方に向いているインジケーターです。
相場の状況によってはノイズが発生するので、ほかのインジケーターのシグナルも確認した上で、取り引きすべきかどうかを判断した方が良いでしょう。