トレンドの方向とエントリーのタイミングを表示するMT5インジケーター「rsi_ac_stochastic_signal」

更新日時：2022年09月27日 18:12

rsi_ac_stochastic_signalスクリーンショット

トレンドの方向やエントリーのタイミングを分析できるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。

「rsi_ac_stochastic_signal」は、トレンドの方向とエントリーのタイミングを表示するインジケーターで、次のような方に向いています。

この記事では、「rsi_ac_stochastic_signal」について詳しく解説します。

rsi_ac_stochastic_signalの概要

「rsi_ac_stochastic_signal」は、RSIとストキャスティクスをベースにしたインジケーターです。

インジケーターを起動すると、サブウィンドウ上にバーと帯が表示されます。

帯はトレンドの方向を示しており、緑色の帯は上昇トレンド、茶色の帯は下降トレンドであることを示しています。

サブウィンドウに表示されているバーは、エントリーシグナルです。

緑色のバーは買いシグナル、紫色のバーは売りシグナルです。

帯とバーの方向が一致している時にエントリーすれば、トレンドに逆らわずに取引できます。

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

rsi_ac_stochastic_signalのダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

rsi_ac_stochastic_signal

MT5のインジケーター追加（インストール）の手順を説明ページを作ってみました。追加（インストール）手順が分からないという方はご参考下さい。

rsi_ac_stochastic_signalパラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

入力項目	入力内容
RSI period	RSIの算出期間初期値：9 RSIの算出期間を設定します。
RSI prices calculation method	RSIの適用価格初期値：PRICE_CLOSE RSIの算出に用いる価格の種類を設定します。
Stochastic period	％Kの算出期間初期値：5 ストキャスティクスの％Kの算出期間を設定します。
Stochastic signal line period	％Dの算出期間初期値：5 ストキャスティクスの％Dの算出期間を設定します。
Stochastic slowing period	スローイング期間初期値：3 ストキャスティクスのスローイング期間を設定します。
Stochastic smoothing method	平滑化方法初期値：MODE_SMA 平滑化に用いる移動平均の種類を指定します。
Stochastic prices calculation method	ストキャスティクスの適用価格初期値：STO_LOWHIGH ストキャスティクスの算出に用いる価格の種類を設定します。

「RSI period」「RSI prices calculation method」は、それぞれRSIの算出期間と適用価格を設定するための項目です。

算出期間に応じて、RSIの反応速度が変化します。

「Stochastic period」から「tochastic prices calculation method」までの項目は、ストキャスティクスの挙動を調整するためのパラメーターです。

通常のストキャスティクスと同様の構成になっています。

デフォルトの設定値も標準的な値に設定されているのでそのまま使用し、徐々に調整するとよいでしょう。

「rsi_ac_stochastic_signal」の特徴をまとめると以下のようになります。

「rsi_ac_stochastic_signal」は、トレンドの方向やエントリーのタイミングを分析したい方に向いているインジケーターです。

ただし、トレンドに逆らった方向にシグナルが出る場合もあるので注意しましょう。