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価格が上昇する勢いと下落する勢いの強さを表示するMT5インジケーター「rsi」

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rsiスクリーンショット

価格が上昇する勢いと下降する勢いのうち、どちらが強いのか分析できるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。

「rsi」は、上記の機能を備えたインジケーターで次のような方に向いています。

  1. 価格が上昇する勢いと下降する勢いを分析したい方

  2. 価格の反転を捉えたい方

上記のような方のためにこの記事では、「rsi」について解説します。

  1. rsiの概要
  2. rsiを表示する方法
  3. rsiのパラメーター解説
  4. まとめ

rsiの概要

「rsi」を起動すると、サブウィンドウ上に青色のラインが表示されます。

「rsi」は相対力指数(RSI)を表示するためのインジケーターで、価格が上昇する勢いと下落する勢いの内、どちらの力が強いのかを示しています。

RSIの考案者であるJ.W.Wilderは、RSIの算出期間を14日に設定して使用することを推奨していましたが、現在では9日か25日に設定するのが一般的になっています。

MT5にはRSIが標準でインストールされており、「rsi」の動作はMT5標準のRSIと基本的に同じです。

「rsi」は以下の方法によって算出されます。

rsi=100-(100/(1+N期間中に下落した値幅の平均/N期間中に上昇した値幅の平均))

インジケーターの値が70を超えた場合は、買われ過ぎであることを示しており、30を下回っている場合は売られ過ぎであることを示しています。

買われ過ぎ水準と売られ過ぎ水準を、80と20に設定して使用する場合もあります。

RSIと価格の動きが乖離するダイバージェンスをシグナルとして使用できるほか、RSIに形成されたヘッドアンドショルダーズも相場が反転するシグナルになることがあります。

rsiを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

rsiのダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

rsi

MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT5でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

rsiのパラメーター解説

rsiパラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

「rsi」のパラメーターは、インジケーターの算出期間を設定するための項目のみの、シンプルな構成になっています。

入力項目 入力内容

Period

期間

初期値:14

インジケーターの算出期間を設定します。

「Period」は、インジケーターの算出期間を設定するための項目で、値に応じてインジケーターの反応速度が変化します。

大きな値に設定した場合は価格に対する反応が緩やかになり、小さな値に設定した場合は反応が俊敏になります。

MT5標準のRSIと「rsi」ではパラメーターの項目に違いがあり、標準のRSIでは算出期間に加え、適用価格を設定できます。

まとめ

「rsi」を使用する上でのポイントをまとめると以下のようになります。

  1. インジケーターの値が70を超えた場合は、買われ過ぎの状態で値動きが下に反転する可能性がある。

  2. インジケーターの値が30を下回っている場合は、売られ過ぎの状態で値動きが上に反転する可能性がある。

  3. 買われ過ぎ水準と売られ過ぎ水準を80と20に設定して使用する場合もある。

「rsi」は、値動きの反転を捉えたい方に向いているインジケーターです。

また、価格が上昇する勢いと下降する勢いのうち、どちらが強いのかを分析したい方にもおすすめです。

MT5標準のRSIと使い方やインジケーターの見方に違いはありませんが、出来る限りパラメーターはシンプルな方が良いという方は、「rsi」を使用すると良いでしょう。