相場の状態に合わせて買われ過ぎ/売られ過ぎの水準が変化するRSIを表示するMT5インジケーター「ATR_adaptive_smooth_Laguerre_RSI_(dlvl)」
更新日時:2019年06月21日 12:03
「ATR_adaptive_smooth_Laguerre_RSI_(dlvl)」は、Mladen Rakicによって開発されたインジケーターで、RSIの算出期間をATRで変化させているという特徴があります。
インジケーターを起動するとサブウィンドウ上にRSIが表示され、買われ過ぎ水準をインジケーターの値が超えた場合は水色、売られ過ぎ水準を超えた場合はオレンジ色で表示されます。
通常のRSIでは買われ過ぎ水準と売られ過ぎ水準は20・80か30・70で固定されることが多いですが、「ATR_adaptive_smooth_Laguerre_RSI_(dlvl)」ではこれらの閾値も相場に合わせて変化し、算出期間中のRSIの幅を基準に決定されます。
ATR_adaptive_smooth_Laguerre_RSI_(dlvl)を表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
ATR_adaptive_smooth_Laguerre_RSI_(dlvl)のダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
↓↓↓↓↓インジケーターの導入手順が分からない方は↓↓↓↓↓
これでATR_adaptive_smooth_Laguerre_RSI_(dlvl)が表示されました。
ATR_adaptive_smooth_Laguerre_RSI_(dlvl)のパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
パラメーターの設定項目は「Laguerre/ATR period」「Smooth period」「Price」「閾値算出期間」の4項目で、初期設定の値はLaguerre/ATR period」が32、「Smooth period」が5、「Price」がClose、「閾値算出期間」が10に設定されています。
Laguerre/ATR period |
RSI・ATR算出期間 |
Smooth period |
平滑化期間 |
Price |
適用価格 |
Levels period |
閾値算出期間 |
インジケーターの開発者によると、買われ過ぎ水準/売られ過ぎの水準を固定値にした場合よりもパフォーマンスは良いとのことです。
また、「ATR_adaptive_smooth_Laguerre_RSI_(dlvl)」は、急激な価格変化のない環境において最もパフォーマンスが高かったとのことですので、値動き激しい相場での使用は避けた方が良いかもしれません。
一般的なRSIとは使い勝手が異なりますが、閾値を超えることでシグナルを発するという点は変わりませんので、RSIに触れたことのある方であれば導入のハードルは低いのではないかと思います。


この記事をシェアする
関連記事
- 2022年08月09日 08:53 RSIをもとに一目均衡表のような雲を表示するMT5インジケーター「colormetro」
- 2022年08月09日 08:51 RSIをもとにトレンドの方向を表示するMT5インジケーター「metro」
- 2021年10月25日 10:10 エントリーのシグナルを色の変化で表示するMT5インジケーター「colorlaguerre」
- 2021年10月25日 10:08 デジタルフィルターを使用したRSIを表示するMT5インジケーター「laguerre」
- 2021年06月03日 03:14 ノイズの少ないRSIを表示するMT5インジケーター「RSI_of_alb_average」
- 2021年05月31日 05:08 RSIの指数平滑移動平均を表示するMT5インジケーター「QQE」
- 2021年05月28日 05:47 期間の違うRSIを20本同時に表示するMT5インジケーター「RSI_X20」
- 2021年05月28日 05:41 RSIのダイバージェンスを検出した箇所にラインを表示するMT5インジケーター「RSI_Divergence」
- 2021年05月19日 10:20 計算期間の異なるRSIを色つきで表示するMT5インジケーター「ColorRSI_X20」
- 2021年05月10日 07:01 2つRSIを1のオシレーターとして表示するMT5インジケーター「Connors_RSI」