ボラティリティーに応じて算出期間を自動的に調整するRSIを表示するMT5インジケーター「Volatility_adjusted_RSI」
更新日時:2019年06月27日 18:43
RSIは価格が向かっている方向と勢いを分析するためのインジケーターですが、相場のボラティリティーによっては、算出期間の調整が必要な場合があります。
「Volatility_adjusted_RSI」は、相場のボラティリティーに応じて算出期間を自動的に調整するRSIで、Mladen Rakicによって開発されました。
「Volatility_adjusted_RSI」の算出期間は、RSIの算出期間をボラティリティーで除算することによって決定されるため、常に相場のボラティリティーに応じた算出期間のRSIが表示されます。
インジケーターの見方は通常のRSIと同じで、買われ過ぎ/売られ過ぎ水準をRSIの値が超えることでシグナルを発します。
Volatility_adjusted_RSIを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
↓↓↓↓↓インジケーターの導入手順が分からない方は↓↓↓↓↓
これでVolatility_adjusted_RSIが表示されました。
Volatility_adjusted_RSIのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
パラメーターの項目は「RSI period」「Volatilty period (<=0 for same as RSI period)」「Price」の3項目のみです。
「Volatilty period」が、0以下の値に設定されている場合、ボラティリティーの算出期間はRSIの算出期間と同じ期間が適用され、初期設定では0に設定されています。
RSI period |
RSI算出期間 |
Volatilty period (<=0 for same as RSI period) |
ボラティリティー算出期間 |
Price |
適用価格 |
インジケーターの使い方自体は、通常のRSIと同じであることから、RSIに1度でも触れたことがある方であれば、使い方に戸惑うこともないかと思います。
初期設定の状態では、買われ過ぎ水準/売られ過ぎ水準は表示されませんので、これらの水準を表示したい場合は、「インジケーターリスト」→「Volatility_adjusted_RSI」→「レベル」から追加することができます。
ボラティリティーの変化が大きい相場で取引をしている方は、導入を検討してみても良いのではないでしょうか。
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