長期的なトレンドに沿ったエントリーのタイミングをマーカーで表示するMT5インジケーター「3parabolic_system」
更新日時:2022年06月21日 07:14長期的なトレンドに逆らわずにエントリーしたいと考えたことはないでしょうか。
「3parabolic_system」は、長期的なトレンドに沿ってエントリーするタイミングを分析できるインジケーターで、次のような方に向いています。
長期的なトレンドに逆らわずにエントリーしたい方
長期的なトレンドを捉えたい方
この記事では「3parabolic_system」について解説します。
3parabolic_systemの概要
「3parabolic_system」は、短期・中期・長期の3種類のパラボリックSARをベースにしたインジケーターです。
中期・長期のパラボリックSARが上昇している状態で、短期のパラボリックSARが下降から上昇に切り替わると、買いシグナルとして黄緑色のドットを表示します。
上記と反対の状況では、売りシグナルである赤紫色のドットが表示されます。
チャート上に表示されているパラボリックSARは短期のもので、通常のパラボリックSARと同じように使用できます。
3parabolic_systemを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
3parabolic_systemのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
3parabolic_systemのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
Number of submitted alerts |
アラートの数 初期値:0 アラートを出す回数を設定します。 |
Signal bar index, 0 is a current bar |
シグナルの位置 初期値:1 シグナルの表示位置を設定します。 |
Junior iSAR step |
短期パラボリックSARの加速因数 初期値:0.02 パラボリックSARの加速因数を設定します。 |
Junior iSAR maximum |
短期パラボリックSARの極大値 初期値:0.2 パラボリックSARの極大値を設定します。 |
Middle iSAR chart period |
中期パラボリックSARの時間枠 初期値:PERIOD_H1 パラボリックSARを算出する時間枠を設定します。 |
Middle iSAR step |
中期パラボリックSARの加速因数 初期値:0.02 パラボリックSARの加速因数を設定します。 |
Middle iSAR maximum |
中期パラボリックSARの極大値 初期値:0.2 パラボリックSARの極大値を設定します。 |
Senior iSAR chart period |
長期パラボリックSARの時間枠 初期値:PERIOD_H12 パラボリックSARを算出する時間枠を設定します。 |
Senior iSAR step |
長期パラボリックSARの加速因数 初期値:0.02 パラボリックSARの加速因数を設定します。 |
Senior iSAR maximum |
長期パラボリックSARの極大値 初期値:0.2 パラボリックSARの極大値を設定します。 |
「Junior iSAR step」「Middle iSAR step」「Senior iSAR step」は、パラボリックSARの加速因数を設定するための項目です。
大きな値に設定するほど、ドットが価格に早く追いつきます。
「Junior iSAR maximum」「Middle iSAR maximum」「Senior iSAR maximum」は、極大値を設定するための項目です。
ここで設定した値を超えて加速因数が増加することはありません。
「Middle iSAR chart period」「Senior iSAR chart period」は、パラボリックSARを算出する時間枠を設定するための項目です。
ここで設定した時間枠をもとに、各パラボリックSARが算出されます。
まとめ
「3parabolic_system」の特徴は以下の通りです。
時間枠の異なる3種類のパラボリックSARにもとづくシグナルを表示する
長期的なトレンドと同じ方向へエントリーするタイミングをマーカーで表示
「3parabolic_system」は、長期的なトレンドに逆らわずに取引したい方に向いているインジケーターです。
長期的なトレンドを捉えてエントリーしたい方は、一度試してみるとよいでしょう。