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3種類の通貨ペアのストキャスティクスをまとめて表示するMT5インジケーター「multistochastic」

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multistochasticスクリーンショット

複数の通貨ペアのストキャスティクスをまとめて表示したいと考えたことはないでしょうか。

「multistochastic」は、複数の通貨ペアのストキャスティクスをまとめて表示できるインジケーターで、次のような方に向いています。

  1. ストキャスティクスをよく使用する方

  2. 関連性の高い複数の通貨ペアを観察しながら取引している方

以上のような方のためにこの記事では、「multistochastic」について解説します。

  1. multistochasticの概要
  2. multistochasticを表示する方法
  3. multistochasticのパラメーター解説
  4. まとめ

multistochasticの概要

「multistochastic」を起動すると、サブウィンドウ上に3種類のストキャスティクスが表示されます。

それぞれのストキャスティクスに適用する通貨ペアは、パラメーターから変更できます。

インジケーターの見方は、一般的なストキャスティクスと同じです。

グリッドの色が緑色の場合は、価格が上昇していることを示しています。

グリッドの色が赤色になっている場合は、価格が下降している状態です。

multistochasticを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

multistochasticのダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

multistochastic

MT5のイhttps://www.mql5.com/ja/code/451ンジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT5でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

multistochasticのパラメーター解説

multistochasticパラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

入力項目 入力内容

K-period (number of bars for calculations)

%Kの期間

初期値:5

%Kの算出期間を設定します。

D-period (primary smoothing period)

%Dの期間

初期値:3

%Dの算出期間を設定します。

Slowing period

スローイング期間

初期値:3

平滑化する期間を設定します。

Smoothing type

平滑化方法

初期値:MODE_SMA

平滑化に用いる移動平均の種類を指定します。

Stochastic calculation method

適用価格

初期値:STO_LOWHIGH

ストキャスティクスの算出に用いる価格の種類を設定します。

SymbolA

通貨ペアA

初期値:EURJPY

ストキャスティクスを算出する通貨ペアを指定します。

SymbolB

通貨ペアB

初期値:EURJPY

ストキャスティクスを算出する通貨ペアを指定します。

SymbolC

通貨ペアC

初期値:USDJPY

ストキャスティクスを算出する通貨ペアを指定します。

「K-period (number of bars for calculations)」「D-period (primary smoothing period)」「Slowing period」は、ストキャスティクスの算出期間を設定するための項目です。

一般的なストキャスティクスと同様の構成になっているため、ストキャスティクスを使用したことがある方であれば、設定で戸惑うことはないでしょう。

「SymbolA」「SymbolB」「SymbolC」は、ストキャスティクスを算出する通貨ペアを指定するための項目です。

比較したい通貨ペアを設定しましょう。

まとめ

「multistochastic」の特徴は以下の通りです。

  1. 複数の通貨ペアのストキャスティクスをまとめて表示する

  2. インジケーターの見方は一般的なストキャスティクスと同じ

「multistochastic」は、関連性の高い複数の通貨ペアを観察しながら取引している方に向いているインジケーターです。

値動きの反転を分析したい方は、一度試してみてはいかがでしょうか。