オシレーターの値で算出したストキャスティクスを表示するMT5インジケーター「istochasticofosc_v2」
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通常、ストキャスティクスは価格をもとに算出されるオシレーターです。
「istochasticofosc_v2」は、価格ではなく指定したオシレーターの値をもとにストキャスティクスを算出するインジケーターで、次のような方に向いています。
過去の水準と比較してオシレーターの直近の値がどの程度の水準にあるのかを確認したい方
実験的なインジケーターを試してみたい方
この記事では「istochasticofosc_v2」について詳しく解説します。
istochasticofosc_v2の概要
「istochasticofosc_v2」を起動すると2本のラインがサブウィンドウ上に表示されます。
水色のラインがメインライン、赤色のラインがシグナルラインです。
このインジケーターでは、ストキャスティクスのベースとして24種類のオシレーターを選択できます。
istochasticofosc_v2を表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
istochasticofosc_v2のダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
istochasticofosc_v2のパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
Indicator |
インジケーター 初期値:RSI ベースのオシレーターを設定します。 |
Volume |
ボリューム 初期値:VOLUME_TICK ボリュームの種類を設定します。 |
Period_1 |
期間1 初期値:14 算出期間1を設定します。 |
Period_2 |
期間2 初期値:10 算出期間2を設定します。 |
Period_3 |
期間3 初期値:10 算出期間3を設定します。 |
Price |
適用価格 初期値:CLOSE オシレーターの算出に用いる適用価格を設定します。 |
Method |
平滑化方法 初期値:MODE_SMA 移動平均の種類を設定します。 |
Shift_1 |
シフト1 初期値:8 シフト1を設定します。 |
Shift_2 |
シフト2 初期値:5 シフト2を設定します。 |
Shift_3 |
シフト3 初期値:3 シフト3を設定します。 |
Line |
ライン 初期値:MAIN 表示するラインの種類を設定します。 |
StPeriod_K |
K期間 初期値:200 ストキャスティクスの%Kの算出期間を設定します。 |
StPeriod_D |
D期間 初期値:5 ストキャスティクスの%Dの算出期間を設定します。 |
StPeriod_S |
S期間 初期値:7 ストキャスティクスのスムージング期間を設定します。 |
StMethod |
初期値:MODE_SMA シグナルラインの平滑化方法を設定します。 |
「Indicator」はストキャスティクスの算出に用いるオシレーターを設定するための項目で、24種類の中から選択可能です。
選択したインジケーターによって、有効になるパラメーターが変化するので留意しておきましょう。
「StPeriod_K」「StPeriod_D」「StMethod」は、通常のストキャスティクスと同様に各ラインの算出期間を設定するための項目です。
まとめ
「istochasticofosc_v2」の特長は以下の通りです。
24種類のオシレーターをベースにしたストキャスティクスを表示する。
ベースに使用するインジケーターの種類によって有効なパラメーターが変化する。
「istochasticofosc_v2」は、オシレーターが過去の水準と比較してどの程度の水準にあるのかを確認したい方に向いているインジケーターです。
使用しているオシレーターの相対的なレベルを確認したい場合などに活用できるのではないでしょうか。