トレンドの方向と強さをラインで表示するMT5インジケーター「aroonoscillator」
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トレンドの方向の強さを分析できるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「aroonoscillator」は、Aroonをベースにしたインジケーターで、次のような方に向いています。
トレンドの有無を分析したい方
トレンドの方向を分析したい方
トレンドの強さを分析したい方
以上のような方のためにこの記事では、「aroonoscillator」について解説します。
aroonoscillatorの概要
「aroonoscillator」を起動すると、サブウィンドウ上に赤色のラインが表示されます。
Aroonは、価格が上昇する力と下降する力を2本のラインで表示するDMIのようなインジケーターです。
「aroonoscillator」は、Aroonの2本のラインの差を算出期間で除算して算出されます。
インジケーターの値が50を超えた場合は上昇トレンド、-50を下回った場合は下降トレンドが発生したことを示しています。
100や-100に到達した場合、強いトレンドが発生している状態です。
50〜−50で推している場合、トレンドが存在しないことを示しています。
aroonoscillatorを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
aroonoscillatorのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
aroonoscillatorのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
Period of the indicator |
Aroonの期間 初期値:9 Aroonで高値・安値を検出する期間を設定します。 |
Horizontal shift of the indicator in bars |
シフト 初期値:0 aroonoscillatorのオフセットを設定します。 |
「Period of the indicator」は、Aroonの算出期間を設定するための項目です。
設定した値に応じて高値・安値を検出する期間が変化します。
大きな値に設定すると長期的な高値や安値がインジケーターに反映されます。
「Horizontal shift of the indicator in bars」は、「aroonoscillator」のオフセットを設定するための項目です。
設定した値に応じて、インジケーターの表示位置が左右に移動します。
まとめ
「aroonoscillator」について解説してきましたが、特徴をまとめると以下のようになります。
Aroonをベースにしたインジケーター
インジケーターの値が100に到達した場合、強い上昇トレンドが発生している状態
インジケーターの値が-100に到達した場合、強い下降トレンドが発生している状態
インジケーターの値が50~-50で推している場合、トレンドが存在しないことを示している
「aroonoscillator」は、トレンドの方向と強さを分析したい方に向いているインジケーターです。
このインジケーター単体でエントリーのタイミングを分析するのは難しいので、ほかのインジケーターと組み合わせて使用した方が良いでしょう。