複数の移動平均線をもとにトレンドを示すオシレーターを表示するMT5インジケーター「Averages_composite_trend」
更新日時:2019年06月29日 17:42
「Averages_composite_trend」は、算出期間の異なる複数の移動平均線を算出し、最も速いものと残りの差をオシレーターとして表示するインジケーターでMladen Rakicによって開発されました。
インジケータを起動すると、サブウィンドウ上にオシレーターが表示され、インジケーターの値が上昇している場合は緑色のライン、 下降している場合はピンクのラインが表示されます。
インジケーターの値が0より上で推移している場合は緑色のヒストグラム、0より下で推移している場合はピンクのヒストグラムが表示されます。
移動平均の算出方法は、単純移動平均、指数平滑移動平均、平滑移動平均、線形加重移動平均の4種から選択することができます。
Averages_composite_trendを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
↓↓↓↓↓インジケーターの導入手順が分からない方は↓↓↓↓↓
これでAverages_composite_trendが表示されました。
Averages_composite_trendのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
パラメーターの項目は、「Averages periods」「Averages method」「Averages price」「平滑化期間」の4項目で構成され、「Averages periods」の値は「;」で区切って入力します。
Averages periods (separated by ";") |
移動平均算出期間 |
Averages method |
移動平均算出方法 |
Averages price |
適用価格 |
Smoothing/slowing period (<= 1 for no smoothing) |
平滑化期間 |
インジケーターの開発者によると、「Averages_composite_trend」の色の変化をシグナルとして使用することができるとのことですが、移動平均線をベースにしているため、動意の薄い相場ではダマしのシグナルも出るため、そういった状況では注意した方が良いかもしれません。
トレンドによって色が変わるため、トレンドの方向を確認するためのインジケーターとしては、使いやすい部類に入るのではないかと思います。
特殊なインジケーターですので、実際の取引に使用する前に十分なテストを行うことをお奨めします。
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