直近の価格とトレンドの動向を示すオシレーターを表示するMT5インジケーター「Simple_oscillator」
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「Simple_oscillator」はトレンドの方向を分析するためのインジケーターで、Mladen Rakicによって開発されたオリジナルのオシレーターです。
インジケーターを起動するとサブウィンドウ上に「Simple oscillator」が表示され、インジケーターの値が上昇している場合は緑色のライン、下降している場合は赤色のラインが表示されます。
インジケーターの値が0より高い水準で推移している場合、0の水準とラインに挟まれた領域が緑色で表示され、0より低い水準で推移している場合は、0の水準とラインに挟まれた領域がピンクで表示されます。
ラインの色は短期的な値動きの方向を示しており、インジケーターが0の水準を超えている場合は上昇トレンド、下回っている場合は下降トレンドが存在している可能性を示唆しています。
「Simple oscillator」は価格にwieght=(算出期間-1)/2を掛けて算出した値を合計して算出されます。
Simple_oscillatorを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
↓↓↓↓↓インジケーターの導入手順が分からない方は↓↓↓↓↓
MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご覧下さい。
これでSimple_oscillatorが表示されました。
Simple_oscillatorのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
パラメーターの項目は「Oscillator period」「Price」の2項目のみで、初期設定の値は「Oscillator period」が25、「Price」がcloseに設定されています。
Oscillator period |
算出期間 |
Price |
適用価格 |
トレンドや価格の方向に応じた色で表示されるため、視覚的に価格の動向を確認しやすいインジケーターです。
「Simple oscillator」が示すのは、直近の値動きの方向とトレンドの方向のみで、ラインの色や0の水準との交差は、エントリーのシグナルではありません。
そのため、エントリーのタイミングを計るには、他のインジケーターや手法と組み合わせて使用する必要があります。