エントリー・イグジット水準を表示するMT5インジケーター「dinapolitargets」
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過去の高値や安値はブルとベアの攻防が発生しやすいため、意識しながら取引している方も多いのではないでしょうか。
「dinapolitargets」は、高値・安値をもとにエントリー水準や損切り水準を表示するインジケーターで次のような方に向いています。
高値や安値を意識しながら取引している方
どこに損切りや利益確定水準を設定すれば良いのか分からない方
以上のような方のためにこの記事では、「dinapolitargets」について解説します。
dinapolitargetsの概要
「dinapolitargets」を起動すると、チャート上にジグザグと水平なラインが表示されます。
「dinapolitargets」では、ジグザグを用いて高値と安値を検出しています。
白いラインはエントリー水準を意味しており、赤色のラインは損切り水準です。
利益確定の目標水準も3種類表示され、エントリー水準から近い順に緑色、黄色、紫色で表示されます。
開発者によると、少なくとも緑色の目標水準には価格が到達することが多いとのことです。
エントリーからイグジットまでの水準を自動的に表示してくれるため、損切り水準をどこに設定すべきか分からない時などに活用できるでしょう。
dinapolitargetsを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
dinapolitargetsのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
dinapolitargetsのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
「dinapolitargets」のパラメーターは、2項目のみのシンプルな構成になっています。
入力項目 | 入力内容 |
barn |
表示期間 初期値:300 dinapolitargetsを表示する期間を設定します。 |
Length |
反転期間 初期値:6 ジグザグで反転を検出する期間を設定します。 |
「barn」はチャート上に「dinapolitargets」を表示する期間を設定するための項目です。
デフォルトでは300に設定されており、ローソク足300本分の期間にジグザグが表示されます。
「Length」はジグザグで反転を検出する期間を設定するための項目です。
長い期間に設定すると小さな値動きは無視され、大きな波動のみが表示されます。
まとめ
「dinapolitargets」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
ジグザグをもとにエントリー水準、損切り水準、目標水準を表示する。
白いラインはエントリー水準。
赤色のラインは損切り水準。
緑色、黄色、紫色のラインは利益確定水準。
「dinapolitargets」は、過去の高値・安値を考慮して取引したい方に向いているインジケーターです。
サポートラインやレジスタンスライン付近でエントリーすることが多い方であれば、活用できる場面があるのではないでしょうか。