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将来の値動きをラインで表示するMT5インジケーター「extrapolator」

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extrapolatorスクリーンショット

将来的な価格がどのように変化するのか分析できればと考えたことはないでしょうか。

「extrapolator」は、価格予測をラインで表示するインジケーターで、次のような方に向いています。

  1. 将来的な価格の変化を分析したい方

  2. 値動きの方向を分析したい方

この記事では「extrapolator」について詳しく解説します。

  1. extrapolatorの概要
  2. extrapolatorを表示する方法
  3. extrapolatorのパラメーター解説
  4. まとめ

extrapolatorの概要

「extrapolator」を起動すると、移動平均線のようなラインが表示されます。

ラインの青色の部分は価格予測の算出に使用される値動きを示しています。

赤色の部分が価格予測です。

「extrapolator」は、線形予測など6種類のアルゴリズムをもとに将来的な価格の変化を表示します。

予測方法はパラメーターで変更可能です。

extrapolatorを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

extrapolatorのダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

extrapolator

MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT5でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

extrapolatorのパラメーター解説

extrapolatorパラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

入力項目 入力内容

Method

予測方法

初期値:1

価格予測の方法を設定します。

LastBar

予測期間の起点

初期値:30

予測期間の起点を設定します。

PastBars

予測の算出期間

初期値:300

価格予測に使用するローソク足の数を設定します。

LPOrder

加重

初期値:0.6

Burg Methodの加重を設定します。

FutBars

予測期間

初期値:100

価格予測する期間を設定します。

HarmNo

周期の最大値

初期値:20

Fourier's series extrapolationの周期の最大値を設定します。

FreqTOL

周期

初期値:0.0001

Fourier's series extrapolationの周期を設定します。

BurgWin

加重指数

初期値:0

Autocorrelation Methodの加重指数を設定します。

「Method」は、価格の予測方法を設定するための項目です。

選択可能な予測方法は以下の通りです。

1.Fourier's series extrapolation

2.Autocorrelation Method

3.Weighted Burg Method

4.Burg Method with Helme-Nikias weighting function

5.Itakura-Saito (geometric) method

6.Modified covariance method

予測方法は番号で選択します。

「PastBars」は価格予測に使用する値動きの期間を設定するための項目です。

大きな値に設定すると長期的な値動きにもとづいた予測が表示されます。

「FutBars」は、予測する期間を設定するための項目です。

大きな値に設定するほど、先の価格予測が表示されます。

まとめ

「extrapolator」の特徴をまとめると以下のようになります。

  1. 将来の価格予想をラインで表示

  2. 青色のラインは予測に使用した値動きを示している

  3. 赤色のラインは予測される値動きを示している

「extrapolator」は、価格がどのように変化するのかを分析したい方に向いているインジケーターです。

必ずしも予測通りに価格が動くわけではないので、ほかのインジケーターもチェックしながら使用した方が良いでしょう。