レンジ相場継続もビミョーな変化アリ?ユーロ/円-2016年01月14日の振り返り
更新日時:2016年01月15日 07:58
上の画像は1/14のユーロ/円1時間足チャートです。昨日の相場の振り返りをして行きたいと思います。
昨日もレンジ相場が継続しています。レンジと言っても、上下の値幅が100pips位あるので、ウマく立ち回れば収益に繋げる事が出来た相場だと思います。
一昨日の日本時間23:00くらいに128.50でレジスタンスされて、深夜から東京時間にかけて下落に転じましたが、欧州時間に入ると買い戻され、NY時間からはまた下落に転じるという値動きでした。
動いている価格帯はここ数日、変わり映えのしない価格帯を動いていますが、そんな中でも小さな変化が見て取れます。
まず安値ですが、1月11日は127.29、1月12日は127.44、1月13日は127.62、1月14日は127.73と徐々に安値を切り上げて来ています。
オーダーは、127.50に入っている事が観測されていますが、一昨日・昨日と127.50の手前で折り返しています。この事から、127.50~127.70にかけて断続的に買いの注文が入っている事が洞察できます。
問題は、損切りのストップロスのタマリ具合ですが、オーダー情報の文言に変化が見られない事から見て、まだそれほどストップロスがタマっている状態ではないように思われます。また、127.50手前で結構簡単に跳ね返されている事から見て、ここを売り抜こうとする売り勢力が昨日までの段階ではあまりいなかったのではないかという事が洞察できます。
次に高値ですが、これまで存在していた128.50のオーダーが消失しています。ここに売り注文を置いている投資家はまだまだいるとは思うのですが、昨日や一昨日に比べればその数は減っているのではないかという事が洞察できます。
128.50は直近2度ほどレジスタンスされたプライスなので、注目されるラインではあります。『128.50でレジスタンスされるだろう!』という事で、ピンポイントで逆張りを仕掛けるのも手ですが、重要なのはそこにオーダーが入っているかどうかという事なので、『過去に止まった』と言うだけの根拠で逆張りを仕掛けると負けやすくなります。
昨日の場合は結果的に128.75辺りで一旦レジスタンスされて、下落してきているので、勝てるチャンスはありましたが、それは結果論とも言えるので、『過去に止まった』と言うだけでなく『そこにはまだ売りたい投資家がいるのか?』という事も併せて見るようにすると勝率の向上につながるのではないかと思います。
それでは、本日も頑張りましょう!
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