日銀まさかの現状維持~ドル・円・ユーロ相場~2016年04月28日振り返り
更新日時:2016年04月29日 13:41
上の画像はユーロ/円日足チャートです。2016年04月28日のドル・円・ユーロ相場をユーロ/円を中心に振り返って行きたいと思います。
ユーロ円の日足の形状は大陰線となりました。
下り最速とはよく言ったもので、4月中旬からの上げ幅をほとんど持っていく形になりました。年初来安値のラインが近づいて来ており、同ラインをサポートできるかどうかに注目したいと思います。
上の画像はドル円日足チャートです。
ドル円の日足の形状は大陰線となりました。
チャートに引いた赤いラインは、今月上旬に付けた年初来安値のラインですが、この記事を書いている時点において、同ラインを下抜けて来ています。本日の終値でサポートできないともう一段の下げに繋がって行く可能性が高まってくると思います。
上の画像はユーロドル日足チャートです。
ユーロドルの日足の形状は、上下共にヒゲのある陽線となりました。
ダブルボトムを形成するかのような状況となっています。前回高値を超えて行くのかどうかに注目して行きたいと思います。
日銀は追加緩和見送り
昨日は、日銀の金融政策決定会合が行われ金融政策の現状維持が決定されました。
昨日場合は、諸々の状況から何らかの追加緩和をしてくるのではないかと言う期待が高まっていたかと思うのですが、現状維持となった為にこれがサプライズとなって、大きく円高に振れたという事であったかと思います。
私は大きめのイベントのある日はノートレードと決めているので、トレードはしませんでしたが、昨日、緩和期待で事前にロングポジションを仕込んで臨んだような人はヒドイ目にあってしまったのではないかと思います。
大きなイベントの時にトレードをするかどうかは色々なご意見があると思いますが、私の個人的な意見では無理にする必要はないと思っています。最低限、イベント前にポジションを仕込んで臨むようなトレードはやめた方が良いように思います。
本邦勢は今日からゴールデンウィークの休暇が始まるという方が多いと思います。個人投資家の場合は、休むかどうかも個人の裁量になってきますが、仮にゴールデンウィーク中に大きな値動きがあったとしても休むと決めたのであれば、チャートを見ないくらい徹底して休んでしまっても良いと思います。
相場は逃げませんし、チャンスは何度もありますので、いつ休むのか?いつトレードをするのか?という事も人に流される事なく、自分で決めてメリハリのある生活・トレードをする事が大切だと思います。
それでは、本日も頑張りましょう!
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