イベント通過まで休んでしまうのも一つの手~ユーロ/円~2016年06月13日振り返り
更新日時:2016年06月14日 11:05
上の画像はユーロ/円日足チャートです。2016年06月13日のユーロ/円相場の振り返りをして行きたいと思います。
■ユーロ円の値動き
始値:120.130
終値:119.894
高値:120.310
安値:118.990
-23.6pips(高値から安値:132pips)
昨日のユーロ/円の日足の形状は、非常に下ヒゲの長い陰線となりました。
相場の振り幅自体は大きく、一時、118代に突っ込む局面もありました。118.990から反発し、119.894で引けています。
終値で120に戻せない形となりましたが、120に戻して引ける事が出来るかどうかに注目したいと思います。
オーダーの変化
上の画像は、ユーロ/円1時間足チャートです。昨日のオーダー状況の推移は以下のような推移となっています。
123.00 売り
119.50 買い厚め・割り込むとストップロス売り、OPバリア観測
118.00 買い厚め・割り込むとストップロス売り、OPバリア観測
上記のオーダーが前日より引き続き観測されている状態で、15時に以下のオーダーが観測されています。
122.00 OP(14時観測)
120.00 売り(14時観測)
119.00 買い厚め・割り込むとストップロス売り、OPバリア観測
118.50 買い厚め・割り込むとストップロス売り、OPバリア観測
日足のサポートライン・レジスタンスラインとなりそうなプライス
【日足レベルで見たレジスタンスライン候補】
126.211
124.239
123.754
123.570
122.524
122.089
121.991
121.731
121.010
【日足レベルで見たサポートライン候補】
無し
ユーロ/円の値動きの解説
昨日は、適当なエントリーポイントが見つからず、ノーエントリーとなりました。
値動きとしては、寄り付きから東京クローズにかけて下げ、欧州時間~NY時間にかけて反発、ほとんど行ってこいと言うような値動きとなり、NY~引けにかけてまた少し下げて引けています。
振り幅としては、100pipsほどあった相場でした。こういった相場展開の時は、逆張り有利な事が多いのですが、逆張りをするとしても根拠とするプライスを定めにくく、逆張りをする場合には運否天賦でのトレードになりがちで、そういった意味でのやり難さもあった相場展開であったかと思います。
さて、明日からイベントが続きます。水曜日にはFOMC並びにイエレン議長の会見、木曜日には日銀の金融政策発表並びに黒田総裁の記者会見、BOE金融政策発表があります。
個人的には、明日・明後日はトレードをしない予定でいます。今週は今日と金曜日トレード(ポジションを持つかどうかは別として)をする形となりそうですが、来週も英国民投票が控えていますので、それ系の材料で乱高下する展開は必至かと思います。
時として、突発的な情報による乱高下に巻き込まれてしまう事もあると思われますが、これを事前に察知する事はほぼムリだと思われますので、トレードをする場合は、いつも以上にストップロスをしっかり入れて、思わぬ大負けをする事が無いように心がける必要があろうかと思います。
極端な話、イベント通貨までお休みしてしまっても、それはそれで良いと思います。
それでは、本日も頑張りましょう!
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