米政治的混乱と北朝鮮情勢いつ納まるか?中期トレンドの転換もそれ次第?
更新日時:2017年08月22日 7:26
8月21日の為替市場は、ドル売り傾向の1日となりました。
ひとつには、米カンザスシティー地区連銀がワイオミング州ジャクソンホールで今週開催する年次シンポジウムを控えてのポジション整理、もうひとつは北朝鮮情勢の緊迫感の高まりからくるリスクオフ姿勢と言う所かと思います。
北朝鮮問題がミサイルを日本やグアム等に打ち込むという事があれば、ミサイルを撃ち込まれた地域や日米は痛手を被りますが、北朝鮮は確実に滅亡するという事になる為、北朝鮮もそれが分からない程にア○と言う事はないと思いますので、どちらかと言えばトランプ政権が武力攻撃して禍根を断つのか?と言う意味で主導権を握っているわけであり、北朝鮮は内心戦々恐々と言った所かと思います。
ドル/円
上の画像はドル/円1時間足チャートです。
ドル/円の値動き
始値:109.333
高値:109.415
安値:108.630
終値:108.960
-37.3pips(高値から安値:78.5pips)
ドル/円のレジスタンスライン
110.953
赤の点線のライン
短期トレンドの旧サポートライン
110.891
ピンクの実線のライン
中期トレンドの戻り高値
110.422
赤の点線のライン
短期トレンドの旧押し安値
110.244
ピンクの点線のライン
短期トレンドの戻り高値
109.694
赤の点線のライン
短期トレンドの旧サポートライン
109.438
ピンクの点線のライン
短期トレンドの戻り高値
109.149
赤の点線のライン
短期トレンドの旧サポートライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※紫のラインは前日の値動きで消滅したもの。説明用に残してあります。
ドル/円のサポートライン
108.644
青の点線のライン
短期トレンドの押し安値
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※紫のラインは前日の値動きで消滅したもの。説明用に残してあります。
ドル/円の解説
8月21日のドル円相場はほぼ終日にわたって下落の流れでの推移となりました。
昨日については、エントリーを検討すべきポイントはありませんでした。
『108.644』のサポートラインにワンタッチして切り返しつつあると言った状態となっていますが、短期トレンド(ブルーのラインで描いた波)の波形はまだ反転していない為、買いはまだ時期尚早と言った所かと思います。
ユーロ/円
上の画像はユーロ/円1時間足チャートです。
ユーロ/円の値動き
始値:128.479
高値:128.778
安値:127.825
終値:128.721
+24.2pips(高値から安値:95.3pips)
ユーロ/円のレジスタンスライン
130.167
赤の点線のライン
短期トレンドの旧サポートライン
130.058
赤の点線のライン
短期トレンドの旧サポートライン
130.033
ピンクの実線のライン
中期トレンドの戻り高値
129.541
赤の点線のライン
短期トレンドの旧押し安値
129.056
ピンクの点線のライン
短期トレンドの戻り高値
128.835
赤の点線のライン
短期トレンドの旧サポートライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※紫のラインは前日の値動きで消滅したもの。説明用に残してあります。
ユーロ/円のサポートライン
128.583
緑の点線のライン
短期トレンドの旧戻り高値
127.882
青の点線のライン
短期トレンドの押し安値
127.567
青の実線のライン
中期トレンドの押し安値
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※紫のラインは前日の値動きで消滅したもの。説明用に残してあります。
ユーロ/円の解説
8月21日のユーロ円相場は寄り付き~欧州時間OP前後にかけて下落、一時『127.825』を付ける場面もありましたが、欧州時間以降は反発『128.721』で引けています。
昨日の値動きによって、短期トレンド(ブルーのラインで描いた波)は安値・高値切り上げのダウ理論的に言う下落トレンドの形状を形成しており、短期トレンドの方向性に変化が生じています。
中期トレンド(オレンジのラインで描いた波)は、高値・安値切り下げの下落トレンドの形状にあり、中期トレンドの方向性に対して短期トレンドの方向性が逆行していますが、中期トレンドの安値に対して引いたライン(白いライン)より下のエリアは日足の終値では付けていないエリアであり、日足を見なくとも『日足だとヒゲになってる』と言う事が分かります。
・・・と言う事は日足の判断としてダブルボトムになるかも知れないという事で買ってくる人がいてもおかしくはないという事は言えます。
白いラインより下のエリアは、そういった目線で買ってくる人がいるエリアと言う事は言え、このエリアでの突っ込み売りは危険と言う事は言えます。
それでは買いはどうなのか?と言う事になるわけですが、中期トレンドは下落トレンドの形状にあり、少なくとも本日寄り付きの段階では中期下落トレンドの形状が崩れたわけではありません。買いを考えるのであれば、中期下落トレンドが崩れてからタイミングを考えれば良く、現段階での買い出動はやや時期尚早と言えます。
ユーロ/ドル
上の画像はユーロ/ドル1時間足チャートです。
ユーロ/ドルの値動き
始値:1.17543
高値:1.18273
安値:1.17304
終値:1.18139
+59.6pips(高値から安値:96.9pips)
ユーロ/ドルのレジスタンスライン
1.18365
ピンクの実線のライン
中期トレンドのレジスタンスライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※紫のラインは前日の値動きで消滅したもの。説明用に残してあります。
ユーロ/ドルのサポートライン
1.17878
緑の点線のライン
短期トレンドの旧レジスタンスライン
1.17625
緑の点線のライン
短期トレンドの旧レジスタンスライン
1.17372
青の点線のライン
短期トレンドの押し安値
1.17150
青の点線のライン
短期トレンドのサポートライン
1.16911
青の実線のライン
中期トレンドのサポートライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※紫のラインは前日の値動きで消滅したもの。説明用に残してあります。
ユーロ/ドルの解説
8月21日のユーロドル相場は、寄り付き~欧州時間OP前後にかけて一時『1.17304』迄下落しましたが、欧州時間以降は反発し『1.18139』でクローズしています。
昨日は比較的大きく上昇する結果となりましたが、中期トレンド(オレンジ色ラインで描いた波)の方向感がハッキリしない状況の中での出来事ですので、もう少し方向性を見極める必要性があるように感じます。
本日発表の経済指標等
本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。
15:00 【スイス】 7月貿易収支
18:00 【ユーロ】 8月ZEW景況感調査
21:30 【カナダ】 6月小売売上高(前月比)
21:30 【カナダ】 6月小売売上高(除自動車)(前月比)
22:00 【米国】 6月住宅価格指数(前月比)
22:00 【米国】 4-6月期四半期住宅価格指数(前期比)
23:00 【米国】 8月リッチモンド連銀製造業指数
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