EU残留優勢か?逆転のEU離脱はあるのか?~ユーロ/円~2016年06月23日振り返り
更新日時:2016年06月24日 8:00
上の画像はユーロ/円日足チャートです。2016年06月23日のユーロ/円相場の振り返りをして行きたいと思います。
■ユーロ円の値動き
始値:117.925
終値:120.782
高値:120.937
安値:117.913
+285.7pips(高値から安値:302.4pips)
昨日のユーロ/円の日足の形状は大陽線となりました。
日足チャートを俯瞰するとダブルボトムを形成して上昇して行ったと言った形状となっています。ファンダメンタルは抜きにして、チャートの形状だけを見ますと昨日、上昇して行った価格帯は日足レベルで見ると抵抗がほぼ無い地帯で、抵抗が無い地帯をすんなり上昇して行ったという値動きであったと言えます。
ここから先は、断続的に日足レベルの抵抗があるゾーンに入ってきます。どこで止まるのかに注目して見て行きたいと思います。
日足のサポートライン・レジスタンスラインとなりそうなプライス
【レジスタンスライン候補】
122.524
122.089
121.991
121.731
121.010
【サポートライン候補】
118.562
116.991
オーダーの変化
上の画像は、ユーロ/円1時間足チャートです。昨日のオーダー状況の推移は以下のような推移となっています。
120.50円 売り
120.00-10円 断続的に売り
119.00円 売り
115.50円 買い厚め・割り込むとストップロス売り、OPバリア観測
115.00円 買い厚め・割り込むとストップロス売り、OPバリア観測
上記のオーダーが前日より引き続き観測されている状態で、4時に以下のオーダーが観測されています。
123.00円 売り(4時観測)
121.00円 売り(4時観測)
ユーロ/円の値動きの解説
昨日は、英国の国民投票が開始されました。残留濃厚との報道が伝わる中で、ユーロ買いが先行する値動きとなりました。
個人的には、予定通りノートレードでした。今日も引き続き、トレードはしない予定でいます。
本日には英国の国民投票の開票結果が出ますが、ここから逆転でEU離脱となった場合にはそれこそシャレにならないような急落が起こるという事もあり得ます。また、残留となった場合でも相場の世界にはバイザルーマーセルザファクトという言葉があるように利食いに押されて落ちてくるという可能性もあります。もちろん残留を好感して、落ちてこずにドンドン上がって行くという事もあり得るわけですが、こういうファンダメンタル主体で動いているような時は値動きの予測が立たず、テクニカルも役に立たない状態になりがちですので、値頃感で入ったりする事だけは避けた方がよいように思います。
それでは本日も頑張りましょう!
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