FXで何やっても勝てなくて、やったコト

イタリア国民投票は反対派優勢。週明けは窓開けスタート

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先週末金曜日は、米雇用統計の発表が行われました。

11月非農業部門雇用者数

前回:16.1万人増

予想:17.5万人増

結果:17.8万人増

11月失業率

前回:4.9%

予想:4.9%

結果:4.6%

非農業部門雇用者数・失業率共に強い結果となりました。また、9月・10月の雇用者数は2000人下方修正されています。

今回の雇用統計1回のみの結果が良くても悪くても12月利上げの方向性に変化はなかったかと思うのですが、強い結果となった事で、12月利上げの可能性は相当高くなったのではないかと思います。

ドル/円の環境認識

ドル円1時間足20161205-01

上の画像はドル円1時間足チャートです。

雇用統計が強い結果であった割にはドル買いと言う事にはならず、俯瞰すれば、白い楕円の部分において中期トレンド(オレンジ色の波)がダブルトップを形成してネックラインを割って行った値動きとなっています。

中期トレンド(オレンジ色の波)は、厳密に言えば下落トレンドの形状にあります。

ドル/円の値動きの考察

ドル円1時間足20161205-02

上の画像はドル円1時間足チャートを大きめに表示したものです。

先週末金曜日は、雇用統計の発表がありましたので、トレードはせず、様子見と言う事で良かった相場かと思います。短期的な値動きとしては、雇用統計が強い結果であった割には、ドル買いの方向性にはならなかったという事が言えますが、雇用統計の発表を経て、白い網掛けのレンジを下方にブレイクして行ったという結果となっています。

この記事を書いている現時点においては、下窓を開けて寄り付き、113.00を挟んでの値動きとなっています。

ユーロ/円の環境認識

ユーロ円1時間足20161205-01

上の画像はユーロ円1時間足チャートです。

この記事を書いている今現在の時点において、下窓を上げて寄り付いておりますが、まずは、先週末金曜日時点のお話からして行きたいと思います。

中期トレンド(オレンジ色の波)は、白い楕円の部分において、三尊のような形状を形成し、三尊のネックライン近辺で先週のクローズを迎える形となりました。

本日、下窓を開けて寄り付いた事で、一気に三尊のネックラインを下方にブレイクして行った形になっています。

ユーロ/円の値動きの考察

ユーロ円1時間足20161205-02

上の画像は、ユーロ円1時間足チャートを大きめに表示したものです。

先週末金曜日は、米雇用統計の発表が行われ、12月4日にイタリアの憲法改正に関する国民投票を控えているという状況にあった事から、トレードはせずに様子見と言う事で良い相場でしたが、短期的な値動きとしては、東京~欧州時間にかけて行ってこい的な値動きがあった後、レンジに入り込んで引けたという値動きになっています。

重複になりますが、本日の寄り付きで下窓を開ける形になっており、この記事を書いている今現在、先週末のクローズから200pips程下落したレベルでの値動きとなっています。

大きなイベントがある度に同じ事を書いていますが、こういった何らかのイベントがある際に週マタギのポジションを持ってしまうと週が明けて朝起きたら、大損していたという事もあり得ますので、そういった愚行を慎む習慣をつけて行かなければなりません。

ユーロ/ドルの環境認識

ユーロドル1時間足20161205-01

上の画像はユーロドル1時間足チャートです。

先週末、金曜日クローズ時点では、中期トレンド(オレンジ色の波)は右側の山がやや低いダブルトップのような感じの形状になっていましたが、本日、下窓を開けて寄り付き、大きく下落した事で、ネックラインを下抜き、下落トレンドの形状を示現しています。

ユーロ/ドルの値動きの考察

ユーロドル1時間足20161205-02

上の画像はユーロドル1時間足チャートを大きめに表示したものです。

先週末金曜日時点の値動きとしては、白い楕円で囲った部分において、中期トレンド(オレンジ色の波形)が右側の山がやや低いダブルトップのような形状になりつつあり、イベントを度外視して考えれば、短期トレンド(青い波形)が緑色の水平線を下抜き、下落トレンドが確定すれば、打診売りを仕掛けてもイイかと言ったような形状で引けています。

先週末の引けの時点で、チャートの形状としては、少なくとも買いはない形状と言えます。

ピンク色の水平線を下抜いた事で、中期トレンドの下落トレンドへの転換が確定していますが、早起きしてチャートを見れていたのであれば、『EP1』でのショートはアリかと思います。エントリーした場合、イタリア国民投票の結果を受けた相場の急変に注意しておく必要性があります。イベントによる値動きではありますので、触らないという事であっても、問題ないかと思います。