ユーロ/円-2016年01月08日の振り返り
更新日時:2016年01月09日 8:10
上の画像は、ユーロ/円の1時間足チャート。
1月7日の17時に126.772を付けて、上昇に転じています。この部分は127.00円に入っていた厚めの買い注文で跳ね返され、多少のオーバーシュートはあるもののダブルボトムを作って上昇しています。
ネックラインは127.90-12.80近辺で、ネックラインから断続的に129.00位まで売り注文が入っていた(画像『A』の部分)が、何層もあった売り注文を破って128.90-129.00の注文(画像『B』の部分)で一旦上昇を止めた形となっています。
その後は、再度下落に転じた形になりましたが、128.50にサポレジ転換を狙った買い注文が入っていたものの雇用統計の発表などもあり、あっさり破って、128.00-128.50のライン(画像『C』の部分)で一旦、下サポートしたような形になって引けました。
俯瞰すれば、1月7日の17時に127.00を試したものの破れずに上昇に転じた形になりましたが、ここはエントリーし易かったように思えます。
理想を言えば、17時に127.00を割ったものの長めの下髭作って戻されてきたのを見て、18時に入れれば良かったと思いますが、その後、陽線が一本出た辺りで入っても良いと思ます。ただこの場合、意外と大きな陽線が出てしまったので、そこで入るのは躊躇してしまう事もあるかも知れないですが、この時点でのオーダー情報を見るとサポレジ転換を思わせるようなオーダーもなく、ネックラインとして注目されそうな128.00迄50pips以上あったので、注文情報をしっかり見ていれば入れたのではないかと思います。
利食いは、129.00近辺で利食えたら理想的だったと思いますが、その前に1月8日の朝7時から8時にかけて、128.50の売り注文に止められたような値動きが観測できるので、128.40位で利食っていても悪い利食いではないように思います。
1月8日は、画像『B』の部分で止められたような値動きだったので、売りで入るという戦略もアリだとは思います。ただ、昨日は米雇用統計があったので、ここを売って行くのは難しい所であったように思います。むしろ、雇用統計発表後、『C』の部分でサポートされたような感じなので、ここを買って行く方が入りやすいように思います。ただ、ここを買うと週マタギになるので、7日の上昇を取れていれば、無理にやらなくても良い相場かと言うように思えます。

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