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損切りがタマればレンジは気持ちよくヌケる!ヌクにはタマるのをひたすら待とう!ユーロ/円-2016年01月13日の振り返り

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上の画像は1/14のユーロ/円1時間足チャートです。昨日の相場の振り返りをして行きたいと思います。

昨日は、安値:127.62・高値:128.53と言う展開でした。上値については、1/11から継続的に観測されている128.50の売りオーダーに阻まれ、下値については若干届いていませんが、127.50近辺の買いオーダーに支えられている形になっているように見えます。

昨日のトレードチャンスとしては、21:00~22:00にかけて127.50に近づいてきた所の反発を取りに行くのがエントリーチャンスになったのではないかと思いますが、

・127.50手前で折り返してしまっている事

・折り返した際に出た陽線が比較的大きめであった事

・東京時間に一度止められた128.11のラインがあり、24:00の寄り付きで入るとするとそこまでの値幅が10pips位しかない事

等を考え合わせると難易度は高いエントリーだったのではないかと思います。この場合、128.00近辺で入ったとすると上値目標を128.50とした場合、期待出来る値幅が50pips程度で、損切りを127.50に設定するとリスクリワード1:1という事になってしまうので、エントリー位置としては中途半端感が否めません。ここは見送ってしまっても良いポイントだったと思いますが、エントリーした場合は、少しでもおかしな動きを感じたらすぐに逃げるという気構えをしつつ、欲張らずに128.50で利食ってしまうという姿勢で臨む事が大切だったと思います。

俯瞰しますと上値は128.50付近で直近2回上昇を阻まれており、下値は127.50付近で下落を止められています。

このラインには、オーダーも観測されていて、128.50近辺では売りたい投資家がいる事、127.50近辺では買いたい投資家がいる事が洞察できます。

『上げ止まった実績』『下げ止まった実績』が積み重なるとそのラインで売買したい投資家が増えてきますが、それと同時にこのラインの少し上や少し下には損切りの注文もタマってきます。損切りの注文がタマればタマるほど着火した時の勢いは強くなります。注目される価格帯を見つけたかな?と思った時には、オーダーの表現が『超えるとストップロス』のような表現に変わっていないか注意深く見る事が大切です。また、投機筋はそういった所を狙ってくる場合も多いので、テクニカル分析としてのサポレジと同時に『どこに注文が入っているのか?』という事をよく見て、投資家心理を洞察する事も非常に重要です。

それでは、本日も頑張りましょう!