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人は痛みによって自分を見直すもの。イベント時は往復ビンタに気を付けよう。ユーロ/円-2016年01月21日の振り返り

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上の画像は、ユーロ/円1時間足チャートです。2016年1月21日の振り返りをしたいと思います。

昨日は、ECBの金融政策発表があり、126.15付近まで下げるも切り返して128.18まで上げるという荒っぽい値動きでした。

イベント時にトレードをするかどうかは賛否両論あると思いますし、トレーダーの方の中には、指標トレードだけで稼いでいるという方等もいらっしゃると聞きますので、必ずしもやってはいけない事ではないと思います。私は、いわゆる指標トレードはやらないので、昨日はチャートを見ているだけでした。

私は以前、雇用統計前にポジションを持っていて、ホントに一瞬でものすごく大きい含み損を抱えて損切りした事があり、それ以来、そのトラウマからイベント当日はトレードをしないと決めて、イベント時はチャートを見てるだけにするか、トレードしたくなるかもしれないので外出してしまう等するようにしています。かといって、指標発表時に毎回それではトレード出来ないので、大きめのイベントのみそうする事にしています。大きめのイベントとは・・・

1.FOMC

2.ECB政策金利発表

3.米雇用統計

4.日銀政策金利発表

5.その他選挙などその時々で注目されているイベント

私は、ユーロ/円、ユーロ/ドル、ドル/円を中心にトレードしていますので、日米欧の金融政策発表時は基本的にトレードはしないようにしています。日銀政策金利発表については、日本時間の発表なので、欧州時間から参加する事もあります。米雇用統計の時も基本的にはトレードはしません。

『5.その他選挙などその時々で注目されているイベント』は、去年のギリシャの選挙等、世界的に注目されているイベントの事で、これらのイベント前にはポジションを全て決済してノーポジションで臨むようにしています。

話が余談にそれましたが、昨日はECBの政策金利の発表とドラギ総裁の会見がありました。

政策金利については、大方の予想通り据え置きとなりました。その後の会見で、ドラギ総裁が3月の追加緩和を示唆した事で、ユーロ売りになったという流れですが、その後、ユーロを買い戻す流れとなっています。

ドラギ総裁の発言から、昨日の安値を付けるまで30分程度の時間での出来事であり、22時の大陰線を見て『どこまで下がるか分からん!売ろう!』みたいな感じで飛び乗るとその後の切り返しでやられるという事になります。

こういったごく短時間の間の出来事に対して、正しい判断を下すのは簡単な事ではありません。ただ、そういう時でもどこかに止まるプライスは存在しています。冷静にサポートライン・レジスタンスラインを見極め、急落・急騰後の戻りを取りに行ったり、更にそこからの押し目買いや戻り売りを狙って行くといった冷静な対処が非常に重要です。

それでは、本日も頑張りましょう!