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雇用統計発表も強弱マチマチ。ユーロ/円-2016年02月05日の振り返り

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上の画像はユーロ/円1時間足チャートです。2016年2月5日の相場の振り返りをして行きたいと思います。

昨日は、米雇用統計が発表されました。

1月非農業部門雇用者数:15万1000人増(予想:19万人増)

1月失業率:4.9%(予想5%)

雇用者数は予想より少ない増加に留まったものの失業率は改善を示す等、強弱マチマチの結果となりました。

アメリカの3月利上げの有無を探る上で重要な指標ですが、強弱マチマチであったことで、3月利上げに多少の望みを繋げる内容と言えるかと思います。逆に言えば、悪いなら全面的に悪い方が市場のコンセンサスは形成されやすかったとも言えようかと思います。

俯瞰すれば、131.00を高値としてダブルトップのようなチャートを形成して、下落して行ったという値動きとなっています。オーダーとしては、新たに131.50に売りオーダー、130.50に買いオーダーが観測されています。

ちなみに130.50の買いオーダーは割とあっさり突破しており、サポートとしてほとんど機能しませんでした。

さてトレードですが、昨日は雇用統計発表があった為にノートレードでした。

もしトレードするなら、描いた波形から131.00に水平線を引いておいて、その近辺でのショートが有効なエントリーであったように思われますが、雇用統計の発表があった事も考えれば、無理にトレードする必要は無かったように思われます。

今週は、先週末の日銀のマイナス金利政策導入を受けて始まった一週間でしたが、マイナス金利導入直後の高値を超えられず、反落してきた一週間となりました。それでも、俯瞰すれば年初からのリスクオフの流れによって一時は126.00アラウンドまで下がる場面もあった事を考えれば、現在は130.00アラウンドでの動きとなっていますので年初に比べれば幾分、リスクオフの流れが弱まっている部分もあろうかと思います。当面、日銀のマイナス金利発表直後に付けた高値132.25近辺は意識されてくるのではないかと思います。

それでは来週も頑張りましょう!