FXで何やっても勝てなくて、やったコト

ユーロ/円-2016年03月09日の振り返り-辛抱してセカンドチャンスを取ろう!

更新日時:

上の画像はユーロ/円1時間足チャートです。2016年03月09日のユーロ/円相場の振り返りをして行きたいと思います。

■ユーロ/円

始値:123.99

終値:124.65

高値:124.87

安値:123.04

+66pips(安値から高値183pips)

■ドル/円

始値:112.60

終値:113.30

高値:113.44

安値:112.21

+70pips(安値から高値123pips)

■ユーロ/ドル

始値:1.1008

終値:1.0998

高値:1.1034

安値:1.0945

-10pips(安値から高値89pips)

ユーロ/円の日足の形状は、下ヒゲが長い陽線となりました。123近辺での買い意欲の強さが見て取れます。

ドル/円の日足の形状はやや下ヒゲが長い陽線となりました。俯瞰すれば、安値圏でのもみ合いに入っているように見えます。

ユーロ/ドルの日足の形状は、下ヒゲの長い小陰線となりました。この辺りが押し目買いポイントとなるのか?再度安値を試しに行くのか?注目したいと思います。

昨日は、ドル/円・ユーロ/円が上昇、ユーロ/ドルはほぼ横ばいという一日でした。円安の動きが強かった1日であったかと思われます。

オーダーの変化

127.00 売り

126.50 売り

126.00 売り

123.50 買い

123.00 買い

122.50 買い

122.00 買い厚め・割り込むとストップロス売り、OPバリア観測

上記のオーダーが前日より引き続き観測されている状態で、本邦時間21時に以下のオーダーが観測されています。

124.50 売り(21時観測)

チャート画像『A』の部分

寄り付きから下落し、10時~11時にかけて123.50の買いオーダーに接触しています。一旦サポートし、13にかけて小さく戻しています。

チャート画像『A』の部分において、123.50の買いオーダーにサポートされたと見て、12時の寄り付きでロングのエントリーを敢行するという手もあったかに思われます。

以下の画像は、同時刻のドル/円1時間足チャートです。

画像『D』の部分が12時になります。この時点で、ドル円もユーロ円と同様に一旦サポートされ上昇する形となっています。しかし、すぐ上にレジスタンスラインとなり得るラインが迫っており、そこまでの値幅もあまりありません。

ドル円の上値が抑えられる可能性があり、円安の流れが継続しない可能性が推察できます。

この事から、この時点でユーロ/円のロングを敢行する事は勢いが続かない可能性があり、信頼度としてはやや低いと言えます。ここでエントリーをする場合、その事を加味してすぐに逃げる準備をしながらという心積もりでエントリーする事が重要となります。

その後、123.68迄上昇したものの123.04まで下落して行きました。結果的にここでのロングは見送りが正解だった事になります。

チャート画像『B』の部分

13時~19時にかけて123.04迄下落しました。123.00には買いオーダーが観測れており、オーダーの手前で折り返す形となりました。

この時点での環境認識としては、123.42及び123.68にレジスタンスラインの候補がありました。ユーロ/円のチャートを俯瞰すれば結果論として、123.00の買いオーダーがサポートされたとみて、21時の寄り付きでロングのエントリーを行う事が良いように思われますが、この判断は環境認識が出来ている人ほど難しかったと思われます。

20時~21時の陽線が、レジスタンスラインの候補地点である123.42ピッタリ位のところで引けています。上ヒゲが無いので、形状自体は買い意欲が強い形となっています。

ここでのロングは、ここから戻り売りが入る可能性も考えられるような位置の為、ここでのエントリーは躊躇いの気持ちがが入っても仕方ない・・・というか、むしろそういう気持ちを持つべきだったかと思います。

以下の画像は同時刻のドル/円のチャートになります。

ドル円においても、サポートラインで反発しており、次のレジスタンスがすぐ上に控えている状況でした。ここを破るかどうかはこの時点で判断は難しい為、ドル円の環境を見ても、ユーロ/円において21時の寄り付きでのロングを敢行する事は難しい判断であったように思われます。

チャート画像『C』の部分

チャート画像『C』の部分において、レンジをブレイク、大きな上昇へと繋げています。以下の画像は同時刻のドル/円チャートです。

ドル円においても、レンジを上方にブレイクしている事が見て取れます。

23時~24時のロウソク足が固まった時点での通貨の強弱関係は、ユーロ>ドル>円となっており、ユーロを買って円を売る流れになっている事が分かります。

この事から、この時点でのユーロ/円のロングを行う判断は比較的し易かったように思われます。

反転の根元を捉える事がベストではありますが、反転に自信が持てないような値動きの時も往々にしてよくあります。このような時は、辛抱してブレイクアウトを確認した時点で入ると言ったセカンドチャンスを狙いに行く事も大切です。

それでは、本日も頑張りましょう!