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ユーロ/円-2016年03月11日の振り返り-ある程度のリスクのあるワンチャンス

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上の画像はユーロ/円1時間足チャートです。2016年03月11日のユーロ/円相場の振り返りをして行きたいと思います。

ユーロ/円の日足の形状は、上ヒゲと下ヒゲの長さが大体同じくらいの陽線となりました。3月に入ってから、一旦底打ちした感じがします。2月の下落幅のちょうど半分程度まで戻してきた形になりますが、どこまで戻していけるのか、そろそろ戻り売りが入るのかに注目して行きたいと思います。

ドル/円の日足の形状はやや下ヒゲの長い陽線となりました。ドル/円3月に入ってから、レンジ相場に入っています。日足レベルで見れば、安値圏でもみ合っている状態という事になりますが、どちらにブレイクして行くか注目したいと思います。

ユーロ/ドルの日足の形状は、下ヒゲの長い陰線となりました。ユーロ/ドルは3月に入ってから一旦底打ちした感じがあり、ユーロ/円との相関性が強い形での推移となっています。2月の中旬あたりから3月末にかけて一気に下落してきましたが、3月に入ってからの上昇によって、60%近く戻しています。こちらもユーロ/円同様、そろそろ戻り売りが入るのに注目したいと思います。

■ユーロ/円

始値:126.44

終値:126.84

高値:127.27

安値:126.04

+40pips(安値から高値123pips)

■ドル/円

始値:113.12

終値:113.78

高値:113.90

安値:112.74

+66pips(安値から高値116pips)

■ユーロ/ドル

始値:1.1177

終値:1.1146

高値:1.1208

安値:1.1079

-31pips(安値から高値129pips)

オーダーの変化

123.50 買い

123.00 買い

122.50 買い

122.00 買い厚め・割り込むとストップロス売り、OPバリア観測

上記のオーダーが前日より引き続き観測されている状態で、本邦時間18時に以下のオーダーが観測されています。

126.00 買い(18時観測)

125.50 買い(18時観測)

125.00 買い(18時観測)

レンジ相場の一日

先週末のユーロ/円相場は、レンジ相場の一日となりました。

ECB金融政策発表~ドラギ総裁の会見によるの暴騰を受けての始まりとなりましたが、本邦時間8時に126.05で下げ止まり、9時~10時にかけて大きく上昇、10時~16時にかけてもみ合いに入っています。

この値動きを見て、126.05がサポートラインとなりそうなプライスがあるという環境認識が出来るかと思います。

その後、本邦時間18時に126.00に買いオーダーが観測されています。この事によって、126.05近辺をサポートとして考えている投資家がある程度いるという事を知る事が出来ます。

本邦時間19時~21時(チャート画像『A』の部分)にかけて、126.00をサポートしたかのような値動きをしています。

下の画像は同時刻のユーロ/ドル1時間足チャートとなります。

同時刻のユーロ/ドル(画像『B』の部分)は1.1100ドルのOPがサポートとなりつつあり、同ラインでサポートしつつある状態を示しています。

下の画像は、同時刻のドル/円1時間足チャートです。

同時刻のドル/円は、114.00円のOPの手前でレジスタンスされたかのような値動きを示しています。

同時刻のユーロ/ドル及びドル/円の値動きから、以下の事が推察できます。

1.ユーロ/ドルの値動きから、ユーロを売る動きに歯止めが掛かりつつある

2.ドル/円の値動きから、円を売る動きに歯止めが掛かりつつある

上記の理由から、ユーロ買いに転換して行きそうな雰囲気を感じつつも、同時に円買いとなりそうな状況であるという事が分かります。この事から、この時点(チャート画像『A』の時点)でのユーロ/円のロングはやや時期尚早であるという解釈をする事が出来ます。

この時点でユーロ/円のロングエントリーを行う事も一つの手ではありますが、その場合、円買いに傾いていくという可能性に気付いた上でポジションを取る必要性があります。

それでは本日も頑張りましょう!