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3日に1回チャンスを確実にものに出来れば生活出来るくらいは稼げる~ドル・円・ユーロ相場~2016年03月31日振り返り

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上の画像はユーロ/円日足チャートです。2016年03月31日のドル・円・ユーロ相場をユーロ/円を中心に振り返って行きたいと思います。

ユーロ/円の日足の形状は、陽線となりました。日足レベルで見たダブルトップの左の山を終値で超えてきました。ダウ理論的に言うと上昇トレンド継続という事になります。どこまで上値を試していけるのかに注目して行きたいと思います。

ドル/円の日足の形状は、小陽線となりました。2月中旬から3月の相場は2段レンジのような相場でしたが、1段目のレンジの下限付近でサポートされたような形になっています。ここから再度レンジ上限を目指していけるのかに注目したいと思います。

ユーロ/ドルの日足の形状は、陽線となりました。2/11高値を僅かに上抜けて引けています。ここから更に上値を試していけるかに注目したいと思います。

■ユーロ/円

始値:127.42

終値:128.07

高値:128.20

安値:126.95

65pips(安値から高値125pips)

■ドル/円

始値:112.39

終値:112.54

高値:112.64/p>

安値:112.09

+15pips(安値から高値55pips)

■ユーロ/ドル

始値:1.1336

終値:1.1378

高値:1.1411

安値:1.1309

+42pips(安値から高値102pips)

久しぶりに訪れたチャンス

ここ何日かユーロ円はレンジ的な動きで、値幅的にも入りにくい相場が続いていました。今週はガマンの展開が続いていましたが、昨日ようやくエントリーし易い状態が示現しました。エントリーポイントの解説等をして行きたいと思います。

下の画像はユーロ/円1時間足チャートです。

ユーロ円1時間足20160331

画像『A』のポイントがエントリーポイントとなりました。

日本時間10時~13時にかけて下落し、14時においてやや上ヒゲの長い陽線が出現しています。この形状は戻り売りに失敗した事を示しています。13:00時台に付けた126.95と言うプライスが昨日の安値となりましたが、この近辺にはテクニカル的な意味での水平線が引きにくいポイントではありました。前日安値及び前々日安値の126.75アラウンドには届いておらず、『ここにサポートラインがあるのか?』と言う判断が少し難しかったという事は言えるような気がします。

結果論から言うと127.00のキリ番がサポートラインの役目を果たしたと言えようかと思います。

以上の事から、判断1としてユーロ円は127.00でサポートされたかも知れないという判断をします。ここで買いエントリーを行う事が妥当であるか否かを判断する為にドル円及びユーロドルの値動きを見て行きます。

ドル円1時間足20160331.png

上の画像はドル円1時間足となります。

画像『A1』の部分が、15時となります。ドル円においても、安値圏においてサポートされたかのような値動きをしています。この事から、ドル円においても円売りの流れへの転換を洞察する事が出来、ユーロ円と方向性が合致しています。

ユーロドル1時間足20160331.png

上の画像はユーロドル1時間足になります。

画像『A2』の部分が15時になります。ユーロドルにおいても、安値圏においてサポートされたかのような値動きをしています。この事から、ユーロドルにおいてもユーロ買いの流れへの転換を洞察する事が出来、ユーロ円と方向性が一致しています。

以上の事から、この時点でユーロ円のロングを仕掛けるという判断は比較的しやすいものと思われます。

15時の寄り付きで入った場合、第1利食い目標は、直近高値の127.80アラウンドという事になろうかと思います。損切りは、直近安値の126.95アラウンドが良いと思われます。127.10近辺でのエントリーとなったと思われるので、損切り幅15pips前後に対して、利幅70pips前後を狙うトレードになりますので、リスクリワードと言う点でも悪くないエントリーポイントであったかと思われます。

相場は、毎日エントリーできるチャンスがあるわけではないので、時として辛抱が必要な事もあります。また、毎日エントリーをしなければいけないというモノでもありませんので、『やり難い』と感じた時はムリなエントリーをせずチャンスを待つ事が大切です。そうする事で無駄なエントリーを減らす事が出来、結果的に勝率の向上を図る事が出来ます。

月間の営業日は均すと20日前後だと思うのですが、1回のトレードの平均50pips取ればそれを6回繰り返すと月間300pipsになります。10枚でトレードをするなら月収30万円という事になります。贅沢三昧と言うわけにはいきませんが、30万円あれば生計を立てて行けるレベルの収入ではあります。20日の中で6回という事であれば、3日に1回チャンスを確実にものに出来れば良いという事になります。

心理として、3日に1回で良いから入りやすい所でしっかり入って行けば、月で利益が残るのだと考えるとゆったりした気持ちで余裕を持ったトレードが出来ると思います。焦りのような気持ちを持たずに相場を眺める事は冷静な投資判断を降していく上で重要な事でもありますので、『エントリーしなければいけない』と言うような強迫観念に捉われることなく、相場を見て頂けたら結果もついてくるのではないかと思います。

さて、今日はアメリカの雇用統計が発表されます。私は雇用統計の日はトレードをしないと決めてますので、今日から3連休のようなものでウキウキしちゃっておりますが、今日トレードをされる方は無理をして大怪我をしないように気を付けて頂ければと思います。

それでは、本日も頑張りましょう!